2012年9月29日土曜日

マリのアレルギー

マリが待ちに待った幼稚園が始まりました。

今年は年長さん。

アメリカでは年長から5年生までが小学校に通うことになるので、

年長だけど、ちょっと小学生気分も味わっているマリです。

でも不安なことがひとつ。それもかなり不安なこと。

それはマリのアレルギー。

 日本に帰ってすぐにアレルギーの検査を早速受けました。(毎年している)

すると、アメリカに引っ越す前までは順調に軽快に向かっていたアレルギーが

またほとんどふりだしに戻ったかのように悪化していることがわかりました。

それはアレルギーの程度を示す数値のひとつであるIGEの値が500だったのが

1300まであがっていました。(幼児の正常値は20くらい)

これには本当にショック!!

原因の一つと考えられるのが去年通った幼稚園で出ていた給食。

お弁当を持たせることが出来ない幼稚園だったので担当の人ががんばりますと言うので

お願いしていましたが、不安は的中。ほぼ毎日吸入をしなければいけないほど、

ぜんそくの発作が起こっていました。

この給食担当の人、梨は大丈夫と言われたから梨を出していたようですが、

なんと缶詰のしかもパインとかも一緒に入っているコーンシロップ漬けの中から

梨だけを取り出してあげていたようです。これには絶句。

ああ、この人はアレルギーを理解できていないと思いがっかりしました。

しかも、マリの周りで牛乳や小麦粉のパンを食い散らかす周りの園児たちによって

アレルゲンを吸い込んだり、接触したことにより、アレルギーはより悪化したようです。

けれど、私たちもアメリカに来てから油断していたことが多くあり、

これからはまた気を引き締め直してマリのアレルギーを少しでもよくしていこうと

決意してまたアメリカに戻りました。

というわけで、新しい幼稚園でのランチはマリだけ別室で、ということになりました。














しかし、この幼稚園ではピーナッツバターも給食で出されるようで、

ピーナッツのアナフィラキシーショックはとても恐ろしく、大人でも死に至るほど。

マリはこのピーナッツのアレルギーも悪化していました。

マリの周りでピーナッツを食べることは大変危険なことなのです。

学校ではピーナッツを出すのをやめないのでマリが逃げ続けるしかないのです。

(もしピーナッツをやめてほしいと訴えたら、他の親たちから抗議が殺到するらしい。)

幼稚園に通って一週間がたちましたが、毎日のように放課後は吸入をしています。

別室でランチをとっても、その後は他の子供たちと合流して、

服や手や顔に小麦粉や乳やピーナッツをつけた子供たちと過ごしているからなのか

それともマリが初めての学校で緊張しているからなのか

原因が分からず、迎えにいくと必ず苦しそうな咳をしながら、

「早く、吸入したい!!」と訴えてきます。

こんな幼稚園生活が続けば、間違いなく更にアレルギーは悪化するばかりです。

今現在、アレルギーが悪化しているため、

ちょっとしたことでぜんそく発作が起こっている気がします。

時にはじんましんも。

アメリカに来てよくなってきたのはダニアレルギーのみ。

この小麦大国でピーナッツバターの国で本当にマリは健康に生きていけるのかな。

とにかく、またスタートにもどってしまったアレルギーとの闘いですが、

これから新しい気持ちで頑張らないとです。




4 件のコメント:

  1. そういうことだったんだね。
    アレルギーが悪化してたという結果だけは聞いたけど…。
    アメリカへ発つ前はいい方向に向かってただけに
    それはショックだね。

    今回みんなで泊まりに来てくれてた時に
    ハウスダストや食事のことなど
    すごく心配してて何か起きてはいけないって思ってたよ。
    そのときの買い物はいつも見ない成分表示もみたりして
    それから最近ちょっと気になるとみたりしてる。

    マリちゃんに関わる人すべてに
    それを求めちゃいけないかもだけど
    命に関わるような食品に関しては
    それくらいしてくれないと・・・
    毎日吸引してるとこみると
    決して良くはなっていかないよね。

    なんだか私もすごくショックだけど
    少しずつでも良くなっていくことを祈ってるよ。
    マリちゃんも家族もみんなで頑張って!!!




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    1. pipukoたちは私たちのアレルギーのことを第一に考えてくれて、
      調味料にいたるまで本当に気を使ってくれていたことが本当に感激だったよ。
      そこまでしてくれる人は少ないので本当に嬉しかったなあ。ありがとう。

      なんか、私たちがしているアレルギーの治療方法を
      理解してもらうのは難しいって思っていたけど、
      それでも協力的な人は本当に協力的で、そういう人たちがいることが
      本当に嬉しくてたまらないんだよね。pipukoたちもその中の人たちだよね。
      日本でしてたパーティーでもみんながマリでも食べられる物を
      いつも作ってきてくれてたの。それって難しいことなんだけど、
      毎月しっかり作ってくれててね。しかも必ず前回とは違う物。

      pipukoファミリーでの2泊3日はまさにその時のパーティーを
      思い出させるものだったよ。
      これからまたマリのアレルギーが良くなるように
      学校も協力してくれるところはいっぱいあるから
      がんばるよ。
      ありがとう。

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  2. このブログ見逃してたよ~

    そうか…毎日吸入しなあかんくらいって辛いね…
    しんといやろうね…
    しかしピーナッツは危ないな…

    やはり日本人の方がアレルギー持ちの人多いんかな…対応がちゃんとしてるみたいね

    少しずつ慣れさせてもいかなあかんと思いながらもまたそうやって数値があがると…
    マスクとかはできないの!?

    えりこす

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    1. なんか、ほとんど学校の日は吸入してるんだけど、
      それの原因がわからなくてね。
      もしかして、外で走った後から苦しくなっているのかなって
      最近思っているんだよね。
      運動することがアレルギーを誘発させるんだって。
      でも、それも確かじゃなくて、本当にどうしたらよいのやら。

      ちなみに、マスクをしている人ってこっちにはほとんどみかけないよ。
      風邪ひきさんですらマスクはしていないし、
      マスクもあんまり売られていないんだよね。
      マスクは医療関係者がするものっていう感じみたい。

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