2013年2月28日木曜日

マリのお仕事

先日、我が家でちょっとした事件がありました。

マリが部屋にカレンダーを飾りたいというので、買いに行きました。

家についてなにやらマリがこそこそと何かを持っているのに気がついたパパ。

見るとさっきお店で欲しいと言っていたキーホルダーを持っています。(未会計)

しかも、それにくっついていたタグをはずして隠していたのです!(証拠隠滅?)

さらに、自分の学校用のリュックにつけようとしているところでした。

サーッと血の気が引いた私とパパ。

ま、ま、ま、万引き??なんてことを!!!

マリによると、友達が持っている物だから自分も欲しくて持ってきちゃったとのこと。

今までこんなこと絶対になかったので、この状況に耐えられず軽くパニックになる私。

とにかく、とれたタグを元に戻してすぐにお店に返しに行きました。

私とパパからマリへ人の持ち物、お店のどんなものも勝手に持って帰ってはいけないこと

を説明し、学校からさえ自分のものでないものを持ち帰ることは×と話しました。

そんなことがあり、お店のものはお金を出して買うということを改めて教えよう!

ということになりました。

マリは本当に本当にあのキーホルダーが欲しいようなので、それならば、

お手伝いをして、1日に25セントをもらい、貯まったお金でそれを買うという、

おこづかい制度を導入することに決めたのです。

お手伝いの内容はキッチンの床ふき、洗濯物をたたむといった感じ。















早速、その日からマリのお仕事が始まりました。

1日働けば、あのキーホルダーが買えるなどと考えていたようですが、

沢山働かないと買えないのだと教え、いつまで続くのかは分からないけれど、

お金についてちょっと教えるいい機会になるといいなと思います。

2013年2月24日日曜日

ポートランドの冬

私たちが住んでいる街、ポートランドはよく、アメリカ人が住みたい街ランキングなどで

上位にランクされる街だそうですが、1年の半分以上が雨とか曇りだといわれています。

確かに言われてみると、10月くらいからは雨がよく降るなあと感じます。

でも決して1日中降るわけではなく、午後から晴れたりするので、

マリの学校の迎えも歩いて行けたりしていました。

冬になると、寒くて雪や雨も降り、外に出たくないなあなんて思っていましたが、

2月に入ると朝8時の外気が低くても7度で、日中は10度以上はあります。

ポートランドの天気に不満を持つ人は多いのですが、私は結構満足しているかも。

だって、2月の時点で暖かい日には16、7度になるのです。

岩手にいた頃を思えば、なんて素晴らしいところなんだーー!!と思えます。

マリの学校帰りに公園で遊ばせることも出来るようになってきました。

大好き!ブランコ
















毎日とはさすがにいかないけれど、ポートランドにはもう春が

そこまで来ているんじゃないのかと思ってしまうほどです。

これから訪れる私にとって始めて迎えるここでの春、とても楽しみです。


2013年2月20日水曜日

学校のバレンタイン

日本でもチョコレートを渡すイベントとして盛り上がるバレンタイン。

バレンタインには学校にチョコを持ってきてこっそり、または堂々と渡すなんてことも。

私が中学時代には必ず持ち物検査がその日にはあり、きつく取り締まられておりました。

今では見えないようにやってね、といった感じでしょうか。

さて、アメリカの学校ではバレンタインにはカードを交換するのだというのを、

3日くらい前にパパから聞かされました。

そんなイベントがあるなんて知らなかったので、慌ててマリと一緒に準備をしました。

パパが気がついてくれなかったら、マリが悲しい目にあっていたところでした。

さて、当日は祖父母参観もかねていて、マリはグラミーが来てくれて嬉しそうでした。

みんなからもらったカード













でも、カードの交換のときにキャンディーを持ってきてくれた子がいたらしく、

もちろんマリは食べられないし、マリもそれはいつもわかってくれています。

ところがこの日は教室の中で泣き出してしまったのだそうです。

そこで、本当にグラミーがそこにいてくれて助かりました。

帰りにマリが飲めるりんごジュースを代わりに買ってくれて、ご機嫌で帰ってきました。

ヒヤヒヤだったようですが、楽しんでいたようです。

クラスの中ではハート入りの袋を作ったり、バレンタインに向けた多くの活動があり、

その辺は日本とはずいぶん違うんだなあと感じさせられたバレンタインでした。


私がもらったチョコ













ところで、私のパパのバレンタインですが、お互いにこっそりチョコを買って

交換しました。

来年はレストランにでも連れてってもらいたいものです。




2013年2月15日金曜日

宝さがし


まりの日本語強化を図るためという名目で、グラミーから宝探しをしようと

提案があり、面白そうなのでやろうやろうということになりました。

ちょっとしたおもちゃを隠してヒントを書いてそれをもとにして探すというもの。

宝を示すヒントはもちろん日本語で書かれているので、それを読み取り宝を探します。


6つの場所に宝を隠すことにしたのでヒントは6つ作りました。

宝はグラミーが用意するからというので任せてみたら、かなり豪華でびっくり!

Doller Tree という100均で買ってきたのですが、予想以上の豪華ぶりでした。



 さて、宝を隠す場所は家の中で鍋の中や靴の中といった簡単なところにしました。

宝探しの感じを出すためにマリとタクにリュックを背負わせスタートです。


やはり、ひらがなは読めるものの、意味を理解しながら読むのには時間がかかりますが、

なにがなにやら分かっていないタクをお供につけてかなり楽しそうでした。




タクはリュックを背負うことが楽しかった!それだけの様子でした。














用意した宝物すべてをみつけて、それぞれの宝物をあけてみてから、

マリはもう一度やりたいと言って自分で宝をかくして、

私と一緒にヒントを書いてまた宝探しをしました。

まさにこれが今回の狙いです。

自分でもヒントを書くというのがひらがなの良い練習になるし、楽しいし。

これをきっかけにしていろいろ自分でひらがなを書いて覚えてくれたらいいなあ。

2013年2月11日月曜日

ローマブロッコリー

珍しいものを見つけると、必ず私たちに見せたくて買ってきてくれるグラミー。

今回見つけてきたのはこの不思議なうずまきが印象的な野菜。

グラミーとマリがスーパーで見つけたらしく、ブロッコリーニだと教えてくれました。


その後、どうやって食べようかと調べてみると名前はローマブロッコリーと判明。

またロマネスコとも呼ばれていて、日本でも栽培している人もいる














さて、始めてのローマブロッコリー。

失敗したくないので無難に下ゆでしてオリーブオイルとガーリックとバジルで

ジャガイモと共に食べてみました。





マリはおいしい!!とそればっかり食べていました。

が、マリは何でもかんでも食べるのであまり参考にはなりませんが。

普通のブロッコリーよりもクセが少なくて、カリフラワーという感じでした。

始めて見たときには気持ち悪かったのですが、切ってみるとかわいくて

味も普通においしかったので、もう少し活用法を検討したいと思います。


気がついたことなのですが、

グラミーが珍しいものを見つけてくれたり、私の好きなチキンのマスタード焼きを

作ってくれることがたまにあり、嬉しい!といつも感謝しています。

でもその時はきまって私がちょっと疲れていたり落ち込んでいる時だなと。

今回もちょっと落ち込んでいる時でした。

外国にいて、日本では感じなかったストレスがあるというのをよく理解してくれて、

すこしでもそのストレスを軽くしてくれようという心遣いがありがたいと感じます。

2013年2月7日木曜日

薬について

ずっと楽しみにしていた節分の日に2年ぶりに熱を出したマリ。

39度まで上がり水分をとりながらゆっくり休ませてもなかなか下がらないし、

今までの風邪での発熱とはちょっと様子が違います。

まずはやたらとトイレに行きたがる、食欲がいつまでも戻らない。

そして翌日には排尿時痛を訴えるようになりました。

トイレが近くて排尿時痛があり、熱も高い。

これは膀胱炎?ならまだいいけど、熱が高いと腎盂腎炎の可能性も!!

そこで病院に連れて行ったら膀胱炎との診断でした。



















処方された薬は抗生物質として一般的にアメリカで使われている薬ですが、

アレルギーを起こす人も結構いるらしく、パパもその一人だったのだとか。

先生にマリのアレルギーのことを伝えたのですが、飲んでみるしかないとのことで、

え〜、大丈夫かな。

しかも何か症状がでたら、この薬を飲んでと渡されたアレルギー薬。

これまたアレルギーの薬として一般的に子供に使われているらしいのですが、

安息化酸ナトリウム、数種類の人工着色料が入っていてこれが薬なの?

と目を疑ってしまいました。

(日本の薬にも平気で良くない保存料や着色料が使われてはいますが。)

さらに、すごい症状がでたら911を呼んでね(救急車のこと)、と言われました。

これでマリに抗生物質を飲ませるのがすっかり怖くなってしまいました。

しかも1週間も。

抗生物質は勝手に飲むのを中断できないというのも怖いし。

けれど、膀胱炎を治すには飲むしかないので飲ませました。

もう3日目になりますがアレルギーの症状は出ていません。

抗生物質は腸内の善玉菌までも殺してしまうのでいつもはあまり飲ませていない、

ウォーターケフィアを一緒に飲ませています。

ジュース感覚で飲めるケフィアを毎日いただけるとあってマリも嬉しそうに

飲んでいて、心配していた食欲も戻りつつあり安心しています。



さて、今回改めて薬について考えさせられました。

病気を治すはずの薬に着色料や、保存料や、人工甘味料が当たり前のように

入れられています。(日本も同様)

しかも薬剤師の中にはこうした添加物について質問しても分からないと答える人もおり、

いつも不安を感じるので薬は飲みたくないものだと思ってしまいます。

マリのアレルギーの先生(日本の)はそこまで徹底して調べてくれているので

アレルギーの薬は安心して飲ませることができます。

薬は病気を治すためだけの薬を配合して、飲みやすさのための添加物を沢山、しかも、

発がん性が疑われるようなものを入れるというのはもうやめてほしいものです。

また、何が入っているのか食品同様に私たちにも明らかにしてもらいたいなあ。

やっぱり患者側も賢くならないと危ないなとつくづく思うのです。

2013年2月6日水曜日

節分 〜2013〜

今年の節分。

毎年マリの食べられるものを入れて太巻きを作っています。

今年はタクもしっかり食べられるので沢山作りました。



ぼとぼとこぼすのを防止するためにちょっと細いのり巻きにしたら

あっという間に食べてくれたタク。



なんと2年ぶりに発熱をしていたマリでしたが、今年も太巻きをがぶりとしっかり

食べてくれました。

ちょっとほっぺの赤いマリ。

39度もあったので毎年太巻き2本はたいらげるマリでしたが今年は1本でした。

さて、豆まきならぬ米まきは今年もパパがさらっと描いたオニに向かって

まくことにしました。



日本にいたときには保育園にオニが来ていたので、家にも来るのではないかと

いつもドキドキしているマリは今年も

「オニはそとはしない。」

といって隠れてしまいましたが、準備ができたら来てくれて4人で元気に

米をまき、福がたくさんやってくるようにと願いました。













今年はタクも

「オニはちょと〜」

と元気にまいていました。

今年もみんな元気に過ごせますように。