2012年12月29日土曜日

サンタさんが来た

とうとうクリスマスがやってきました。

今年はパパの兄一家もミネソタから来ていたので賑やかなクリスマスになりました。

クリスマスの朝はもちろん子供たちの「サンタが来たよ〜!!!」の声が

目覚まし代わりです。(まだまだ真っ暗朝6時)

ツリーの下の沢山のプレゼントはみんなが起きてからみんなで開けるというルール。

その前に見てもいいのがストッキングの中のプレゼントです。




必ず入っているのはみかんのようで、あとは小物のおもちゃなど。

これでひとしきり遊んでいるうちにみんな起きだしてきます。














昨年はクリスマス??っていう感じだったタクですが今年も訳が分かっていない様子で

他の人や自分がもらったおもちゃでただマイペースに遊んでいました。

パパママサンタからのプレゼントはこれ。

いつも洗濯のかごに入って困るのでこれにしました。



これからはこれに思う存分入って遊んでもらいたいと思います。

こういう中に入るタイプのおもちゃはマリももちろん好きなわけで、

まるでマリのおもちゃのように扱われています。


タクもお姉ちゃんと一緒にこのトンネルで遊ぶのが楽しいようで、

たまにいじめられながらもマリと大はしゃぎで遊んでくれています。

さて、そのマリですが、サンタさんからはスクーターが欲しいと言っていました。

その願い通りにスクーターを手に入れて、さむーいガレージで試し乗り。




「サンタさん、マリちゃんがスクーター欲しいって言ってたの聞いてたんだね!!」

と喜ぶ姿を見て私たちもにんまりでした。

また、グラミーサンタからは沢山のプレゼントがありました。

オルゴールにステッカーブック、絵本、そしてアートセット。



アートセットはとっても嬉しいプレゼント!!!なのですが、

最近私たちの目を盗んで床やテーブルがインクまみれなことがあり、要注意です。

そして、今年のクリスマスをとっても盛り上げたのがこのプレゼント。

この動物の人形のお腹を押すと玉が飛ぶというおもちゃです。

これはグラミーより全員にプレゼント。(子供も大人も全員に)













この玉は当たっても全く痛くないので早速使ってみると、おもしろい!!

一人が始めると自分も自分もとなるので最終的にリビングが玉だらけになるほどの

打ち合いになり、子供たちはせっせと私たちに玉を運んできてくれて、

大人の私たちがすっかりはまってしまったのでした。

ちなみに私はウシさんをもらいました。

このおもちゃはしばらく私たちを楽しませてくれそうです。

2012年12月20日木曜日

グーニーズとの再会

私が先日、家族を引き連れて運転免許の実技試験を受けた場所、アストリアは

1985年の映画「グーニーズ」の舞台となった場所です。

グーニーズといえば、子供の頃に弟と何度も何度も見て、こんな冒険がしたいなあと

憧れていて、大人になった今でもこの映画いいよね!といえる作品です。

まさかたまたま実技試験の予約が取れた場所がこの街だったとは!

とちょっと前日のまさかの試験当日キャンセルのショックが癒えたのでした。

というわけで、実技試験の時間よりもずっと早めにアストリア入りして、

ちょっと観光を。

行ったのはオレゴンフィルムミュージアム。

ここは主にグーニーズミュージアムと言ってもいいほどの施設です。

なぜならばグーニーズを何度も見た人は覚えているかも。

ここは最初にフラッテリー一家の長男が脱獄した刑務所なのです。

あのお母さんが「早くしな!」と言って車を出したあのシーンのところです。


外観は27年前の撮影時と全く変わっていませんでした。


















ミュージアムの中もあの時とおんなじ!!

ここで、フラッテリーの長男が首をつったふりをして脱獄をします。

そして今ではその中にグーニーズのメンバーたちのメッセージやグッズなどが

展示されていました。




私が好きだったダータ(データ?)の衣装が展示されていて、なつかしい!!と

叫んでしまいました。そしてグーニーズが私の記憶の中からよみがえってきました。

さて、ここには実際にショートムービーを撮影できる部屋があり、撮影した映像は無料で

メールをしてくれるサービス付きというわけで、私たちも挑戦してきました。

車に乗っているシーンを撮ることにして、設定は「とにかく逃げる」に決め、

ぐだぐだでしたが、子供たちは撮影に大満足だったようなのでいいことにしました。

編集もできるのですが、編集などする必要もなくぜーんぶメールしてもらいました。



そのミュージアムのおばさんからまだマイキー(主人公)の家もあるよと教えられ、

私とパパはもちろん行くしかない!ということで、行ってみました。

今でもそのうちには誰かが住んでいるようでしたが、外観は映画のまんま!!

そこの住人の方に失礼かとは思いましたが、一人でにやにやしながら写真を撮りました。






そして、車に戻ろうと振り向いてみると、あれ?この景色覚えてる!!

映画の中で自転車に乗って坂を下っていく時のあの景色と変わっていなかったのです。










家がちょっと増えたような気はしましたが確かにこの景色だったなあと

嬉しくなってしまいました。

もしも日本だったら、27年も経てば街の様子も少なからず変わるのだろうけれど、

こっちでは100年前の家だってリフォームして今でも住むことが出来るのだから、

こうして、街も家も道も昔のまま保存できるのでしょう。

それにしても子供の時に憧れてやまなかったグーニーズの舞台に自分が今いるのが、

信じられませんでした。

しかもこの道をあのグーニーズのメンバーが走ったんだと思うと更に感慨一入でした。

さて、もう一カ所、アストリアコラムは行ってみるといいよと紹介されました。

それはアストリアの街を一望できる丘に立つ125メートルの塔です。

とっても寒かったのだけれど、せっかく来たのだからと上にも行ってみました。




165段ほどの螺旋階段を登ると(マリも弱音を吐かずに登りました。)、

アストリアの街が本当によく見えます。

この日、雪やみぞれや、雹まで降り、おまけに濃い霧まででてきていたけれど、

塔の上からの景色はそれでも本当に美しかったです。













家に帰って調べたら、アストリア市は人口がやっと1万人程度という小さい街でした。

でも坂が多いこの街の家は下から見ると、どれも大きくそして美しい家ばかり。

こんな家に住みたいと思えるうちがあちこちに。そして景観もすばらしい。

5時間ほどの滞在でしたが、この街を満喫することが出来ました。

そして、グーニーズの舞台となった場所で免許が取れたことが嬉しいです。

今度は夏の天気のいいときにまた来ようといいながら帰ってきました。

そして、帰ってきてみんなでグーニーズを見たのはいうまでもありません。

しかし、マリはフラッテリーのママが怖くて、号泣。

まだマリには早かったようでした。時期が来たらまた見ようね。

2012年12月19日水曜日

波乱?の運転免許試験

そろそろ運転免許の実技試験を受けて仮免を卒業する時期だと考えた私は、

パパの冬休みに合わせて実技試験の予約をとりました。

試験はDMVと呼ばれる運転免許センターで、オレゴン州のどこで受けても構いません。

私が受けることになった場所はセントヘレンという場所でかなり田舎。

家から1時間かかるけれど、ポートランド(都会)で受けるよりずっといい!!

(それ以外の場所は予約がいっぱいで入れませんでした。)

そこで試験前日、家族4人でセントヘレンに行って運転の練習をしました。

当日はこの辺を走るのかなと想像しながら1時間ほど練習をし試験に備えました。

試験は試験官と一緒に自分の車に乗って指示された場所を走るというもの。

試験官はただ方向の指示を出すのみで私はルールに従って正しく運転するのです。

さて当日、窓口で試験の手続きをしようとしたとき、

パパが車の保険証がないと言い出し、あわてて探しましたがみつかりません。

それがないとどうやら試験も受けられないらしいのです。(私は知らなかった)

保険会社に連絡をしてファックスを送ってもらいましたがそれも使えないといわれ、

わざわざ1時間かけてきたのに試験を受けられませんでした。超ショック!

次の予約だっていつになるやら、冬休み中でなかったらあとは3月中旬?やだ〜。

だめもとでまた予約を取り直したら、次の日に予約が取れる場所がありました。

それはアストリア。家から2時間強。さらに遠くなってるじゃないか〜。

でも背に腹はかえられず、アストリアに翌日行くことにしました。

その翌日、なんとまさかの雪です。しかもずんずん積もっていくではありませんか。












雪に大喜びのマリ














最悪です。冬用タイヤをはいていないのでゆっくり行くことは出来るけれど、

ポートランドは雪が降れば交通は麻痺してしまうので(東京みたい)

もしや今日もキャンセルか?と思いましたが、それでも行くことにしました。

やれやれ、なんとかアストリアに着き(2時間半かかった)、DMVへ。

「雪なのに雨なのに本気で試験受けるの?」

と試験官に冷やかされ、始めて走る道路にドキドキし、ミスを2つ!犯しながらも、

なんとか合格できました。

行きは2時間半、帰りは3時間かけ、これで落ちていたら目も当てられませんでした。

練習につきあってくれた、パパありがとう。

練習にむりやりつきあわされたマリとタクもおつかれさまでした〜。

2012年12月16日日曜日

ウォーターケフィア

ある日のこと、パパがこんなことを言いました。

「もうイーストがないからパンが焼けないなあ。イーストも高いから作れないかなあ」

そして、パパは調べました。イーストを作ることが出来ないものかと。

そしたら、ウォーターケフィアという存在を知り、早速試すことにしました。

ケフィアってミルクに入れるとヨーグルトになるあれか?と思っていましたが、


そちらのケフィアはミルクの乳糖を餌にして増えていくもので、


このウォーターケフィアグレインは砂糖を入れたミネラルたっぷりの水で発酵し、

ウォーターケフィアとなり、それがイーストの代わりになってくれるみたいです。





上の写真がウォーターケフィアグレインです。




このウォーターケフィアグレインを砂糖が入った水(浄水器を通した)に入れます。


















それで2日くらい待つとケフィアの出来上がり。

これを木綿の布巾などでこして味をつけるのです。

発酵しているのでかすかにパンのにおい(イーストのにおい)がしますが、

それを抜きにしたらソーダー水。

しかもフルーツなどで味を付けると微炭酸の飲み物としていける味になるのです。

このケフィア、パンやケーキだけでなく、飲み物にもなるなんてすごいなあ。

しかも善玉菌ってやつが沢山入っているのですよね。

どうも、生き物を飼っている感覚で、パパは今いろいろな可能性を秘めたケフィアの

研究にこの冬取り組んでいるのです。

2012年12月12日水曜日

アメリカの郵便局。。。

12月に入り、まもなくクリスマス。

そうすると否応無しに私は少しずつ焦り始めます。

はやくカードを出さなくちゃ。

今年はマリも何枚かに絵を描いてくれたりしていたりして、

12月7日には無事に日本行きのカードを出し終え、ほっとしていました。

あとはアメリカ在住の友達に送ればいいだけ♪

そしたら、次の日、一通戻ってきてしまいました。

え?なぜだろう?

私は郵便を出すときには切手がいくらなのかわからないし、

アメリカではよく切手の料金が変わるらしいので、必ず郵便局まで持っていきます。

今年は1通につき85セントでした。(昨年は98セント)安くなってる〜。やった!

と思っていたらそれは郵便局のおばちゃんのミスだと判明。

調べたら日本行きの国際郵便は一通1ドル5セントだとわかりました。

おばちゃん、しっかりしてよ!!85セントはカナダとメキシコ宛じゃんか〜!!

しかも戻ってきたのは1通。

そして、2日後に2通。

なにそれ〜。私が出したのは全部で37通です。

まだあと34通戻ってきていません!!!













いったいいつ戻ってくるのか。なぜ数枚ずつ戻ってくるの〜。

これじゃあクリスマスどころか、今年中に日本にも着かないよ(泣)

しかも今日別の荷物を出しに郵便局に行ったら10人ほど並んでいました。

クリスマスだから仕方ないかと思っていました。

でも対応している局員は2名。4つも窓口があるのに2つは閉まっている。

しかも2人の局員は超マイペースで、結局1時間半も待ち続けて荷物を送りました。

クリスマスシーズンはこうなるとわかっているなら人員を増やせばいいのに、

送った37通のカードがなかなか戻ってこないのも、

今郵便局が超繁忙期だからなのかもしれない。

それにしてもこんなこと、日本の郵便局ではあり得ないことだと思いました。

日本では大忙しになるとわかっている年賀状シーズンはバイトを雇ったりして

支障をきたさないようにしていますよね。

もうちょっとしっかりしてよ〜!!

2012年12月11日火曜日

クリスマスツリー☆

 今年もあっという間にもう年末です。

パパの学校の秋学期が終わるのを待っていたらもうクリスマスシーズンまっただ中。

今年のツリーをどうしようかと考えていたのですが、今年はツリーを買うことに。

さすがに昨年のように山から切ってくることも出来ないので。。。

オーナメントは元々持っていたものにプラスして手作りのものも入れました。


マリは11月くらいから少しずつグラミーと一緒にせっせと作っていたのです。

ツリーのてっぺんに乗せる星もまたてづくりにしようということで、

パパとマリがアルミホイルで即席ステンドグラス(もどき)を作りました。













出来上がった2つの星をくっつけててっぺんに差し込んでみました。

さすがに見た目に違和感はありましたが、マリは自分が作ったものがツリーの一部として

飾られていることがとっても嬉しかったようで、

仕事から帰ってきたグラミーがまだ車の中にいるのにもかかわらず、

「見て!見て!あれ私が作ったんだよ〜!!」

と大声で窓から叫んでいました。



















こんなに喜んでいるなら、少し見た目に違和感があってもいいやと思えました。

しかもツリーのスタンドもツリーの割には大きすぎですが、

ま、いいや、来年はもう少し大きめのツリーを買うことにしようと決めました。

そう、このツリーは本物の木なので、毎年木を買ってくるというタイプなのです。

ちょっと高くついてしまうけれど、

普段アレルギーでいろいろと制限されて、時々ちょっとつらく感じているかもしれない

マリには特にもこういうイベントで、その分沢山楽しませてあげたいと思うのです。

こんなんでプラスマイナスゼロになってくれたらなあという計算なわけです。




2012年12月4日火曜日

OMSI

ダウンタウンにOMSIという大きい子供から大人まで楽しめる博物館みたいな

施設があります。(大きな映画館もついています)

先日そこへみんなでいってきました。

今回は学校のファミリーナイトという企画だったので入場も全員無料でした。

ナイトということで、6時から8時までだったので、

子供たちの夕食、お風呂、歯磨きはすべて済ませてから行きました。(帰りが楽☆)


さて、行ってみると人体の不思議みたいなブースががありました。

巨大な鼻、から始まり鼻水の行方やウイルスのことなどが子供でもわかるように

説明されていました。


巨大鼻

















マリは人体がどうのこうのよりは目の前のゲームやトンネルなどの遊具を

ただただ楽しんでいました。














上の赤いトンネルも一応、鼻の中という設定。

滑り台もくっついていたので公園気分でしたが。


その他には珍しいは虫類のコーナーがあり、














トカゲにしか見えない、なんとかドラゴンをマリはずっとなでていました。

タクも身を乗り出して(ベビーカーから)はみたもののビビって触れませんでした。


私がおもしろいなあとしばらく見入ったのが「リアル地震」という地球儀。

地図上に大小さまざまなサイズの丸い形が出てきては消え、出てきては消えています。

それが、今そこで地震が起こっていることを示しているのです。

丸の大きさが地震の規模を表しているようでした。


 しばらくこれを見ていたのですが、地震がとても多いことに驚きました。

特にも日本の太平洋側三陸沖は常に地震のマークが次々と出てきていました。

5分ほど見ていても、地震のマークがそこから消えることはありませんでした。

今も体に感じる地震から感じないものまで無数の地震が起きているということです。

あの大震災の時を思い出さずにはいられませんでした。


そして、このOMSIは私が始めてオレゴンに来たときに(結婚する前)

パパが、連れてきてくれた思い出の場所でもあります。

マリにそのことを話したけれど、興味一切なし!でした。

でもたまには夜こうして家族で出かけるのも楽しいなあと思えた夜でした。



2012年12月3日月曜日

二分脊椎クリニック

タクに脊髄係留症候群の疑いがでたのがちょうど1年前でした。

それから超音波やMRIの検査を経て、手術をしたのが2月23日。

これから気をつけるのが20%〜30%と言われる脂肪腫の脊髄への再癒着です。

再発とでも言うのでしょうか。

というわけで、これからは年に1度の割合で二分脊椎クリニックへ通います。

先日始めてクリニックへ行きました。

初めに腎臓、膀胱を超音波で検査をして、異常なし。

その後、フィジカルセラピストの先生に会い、タクの運動機能を診てもらいました。

結果、歩くのも走るのも背伸びをするのも、つま先の運動も異常なしとのこと!!!

たまにつま先立ちで歩くのが心配だったのも、常にではないので大丈夫らしい。

これからも気をつけてタクの足を見て、少しでも異常を感じたら病院へだそうです。

異常のサインというのは背中を痛そうにしているとか、足の動きがおかしい、

おしっこがだらだらと勢いがなくでてきているとか。

また、これから大きくなり、なんでもしたいスポーツをすることが出来るようですが、

アメフト、ラグビー、柔道のように背中を激しく打ち付けるようなものは

さけた方がよいとのことで、ちょっとだけ悲しくなりました。

でも、タクの場合は手術前に下半身になんの症状もなく、手術も成功だったので

今も普通の子供と何ら変わりなく活発に動くことが出来ています。

同じ病気でもう障害と共に生きている子供も沢山いることを考えたら、

タクは本当に幸せだと改めて思いました。

しかも、このクリニックのチームの皆さんがついていると思うと心強いですし。



さて、この日、クリニックから沢山のプレゼントをいただきました。

クリスマスシーズンだからなのかタクにスーパーヒーローのセット、本2冊、

一緒に来てたマリの分のおもちゃまで。




病院を出るときにかかえきれないほどのプレゼントを持って出て行くのが

ちょっと恥ずかしいねといいながら出てきました。

きっとこのシーズンなのでいろいろなところから寄付があるのでしょう。

病院に行くと小さなぬいぐるみやシールや絵本をいただくことはあるけれど、

こんなに大きいプレゼントにはちょっと驚いてしまいました。













家に帰るなり、マリもタクもさっさとお風呂をすませると、

もらったおもちゃでいつまでも遊んでいました。(特にタクは飛行機に夢中!)

クリスマスと誕生日にしかおもちゃはもらえない2人に

一足早いクリスマスが来たようでした。

このままずっと何もなく成長してほしいなあ。