2012年1月29日日曜日

子供用の棚が欲しくて

日曜大工とはよくいったもので、今日はその日曜日。

パパは、朝から子ども達用の棚を作っていました。

これは、家具がなくて気に入った物を探すこともできなくて、

それでパパが作ることにした棚(9月の話)。

9月に作り始め、今までガレージで眠っていました。

それは、作り始めて数日後、ヤードセールで子供用の棚を10ドルで買っちゃって、

しかもパパの知り合いの方々から本棚やデスクなど必要だと思っていた家具を

いただくことができて、(しかも中古とは思えない家具を!)

「あれ?もうこの棚もう必要ないんじゃない?」っていう話になり、

今日までぐっすり眠らせていました。



しかし、まもなく10ヶ月を迎えるうちのタクさん。

なーんでも口に入れるし、なーんでもひっぱりだすし、

最近手をやいています。


         

マリのおもちゃには本当に細かい物もあるので

タクの手に届くところに置くと危険なのです。

この間も小さいステッカーをごっくんしてしまい、

数日後、消化もされずにまた出てきてくれたからよかったものの

危ないです。


そこで、この写真にある子ども用の棚は、別の部屋に運び、

パパの新しい棚を置くことにしたのです。

それなら、タクの届かないところにマリの細かいおもちゃを収納できるので。

しかも、かなり大きめの棚なので本やおもちゃのほか文房具などもしまえそう。

この新しい棚、9月に作ることを決めて、かれこれ4ヶ月。

やっと活躍の時が来そうです。

完成が待たれるところです。

2012年1月28日土曜日

Special Day

マリの学校(幼稚園ですが)ではスペシャルデイというのがあります。

その日は私たち親が都合のいい日を決めて、

学校に誰を連れてきてもよいという日です。

そしてそれは他の友達とかぶることがないように決めるのです。

この日はマリの3回目のスペシャルデイでした。(家族総出で参加!)

また、この日はさらにスペシャルなことがありました。

事前に先生からこの日に日本の食べ物を何か作ってほしいと言われていて

マリの好きなお手軽に作れるみたらしだんごを作ることになっていました。

このだんごクッキングはフリーチョイス(好きなことをしていい時間)に

行いました。

ですから、だんごを作ってみたいという子どもを集めて作ることにしました。

さて、粉に水を入れてコネコネしているとだんだん子ども達が集まってきました。

そして、だんごの作り方を説明して、だんごを作り始めると




みんなが集まってきてくれて、私も私もといろんな形のだんごを作ってくれました。

普段から粘土で遊んでいる子ども達なのでその感覚で楽しく作っていました。

また、ちょっと先生気分をまた味わうことができて私も楽しくて

タクをつれてきていたことを忘れてしまうほどでした。

でも先生が一緒に遊んでくれていて助かりました。



みたらしのたれはパパがキッチンに入って作り、

ゆでるのもパパがしてくれ、早速給食とともにいただきました。



みたらしだんご初体験の子ども達はたれだけをなめていたり、

一口食べて残している子がたくさんいましたが、

なかには気に入ってくれて、たくさん食べている子もいたようです。

マリはもちろんたーくさん食べていました。

味の好き嫌いはともかく、全員がだんご作りに参加してくれて、

楽しんでくれたことがうれしくてとてもいい気分で帰ってきました。

Japan という言葉さえ聞いたことがない子もいるこの学校で

日本人に出会い、日本のだんごを食べたこと、そんなことを

いつまでも覚えててくれたらうれしいなあ。

と思い、次は何を作ろうかなあなんて考えています。

2012年1月25日水曜日

LARABAR

オレゴンに来てから、ずっと私たちの条件にあうお菓子を探し続けています。

条件とは乳、小麦、できれば大豆、オイルが入っていないもの。

そこで出会ったのがこのLARABAR。

成分はdate というプルーンみたいな物がおもに入っていますが、

いろんな味が楽しめます。

チョコが入っていたり、レモンやライムやチェリー、アップルなどの

フルーツやナッツなども入っていたりします。

日本では私のお菓子の代表選手は羊羹、どらやきという和菓子。(回進堂の!)

ここではもちろん買えません。

たまに私の親が送ってくれるのを大事に食べているくらいです。





ここに来たときにはあんまり種類が多くなかったこのバー。

最近種類が増えて、どれがおいしいか調査をしています。

昨日食べたレモン味はとってもおいしかったです☆

パパも今これをおやつとして愛用しています。

もちろんマリには内緒。ごめんねえ。

でもこれならいつか食べさせてあげられるかも!!

と期待が高まる一品なのです。

2012年1月22日日曜日

2月8日に

何人に一人の割合かは分からないけれど、

宝くじとかあたったこともないのに

脊髄係留症候群というめずらしい病気にかかってしまったタク。

数日前、パパの友達(医者をしている)が

タクが手術を受ける病院(OHSU)の先生に連絡を取ってくれ、

その先生から電話が来ました。

OHSUにはいい先生がいるから手術は心配しなくていいとのことでした。

また、予約がいっぱいで診察するのも1ヶ月待ちの状態らしいのですが、

その先生のおかげもあり、2月8日に予約も取ってもらえました。(診察の)

普通に地元の主治医を通していったら

手術までものすごく時間がかかりそうでしたが、

そういったありがたい友達のおかげで早め早めに進むことができそうです。

しかもこの友達がいたおかげで、タクの脊髄や神経、脂肪腫の状態などの

情報も手に入れることができました。

彼女が(女医です。)いなかったら、何も分からなくて

地元の主治医にも詳しい情報は入っていないので

心配で不安でたまらなかったと思います。



こんな両親や周囲の心配をよそに

成長を続けるタク。

最近よくやるポースがこれです。


タクがこれをするとなんかうれしくて

みんなで手を挙げて喜んでいます。ちょっと一体感を感じるひとときです。

2月8日にどんな手術になるのかが分かり、3月中には手術になるかなあ。

それまでにタクは何ができるようになるのか。

楽しみです。

あ、パパの調べによると手術の成功率は98〜99%とのこと!!

ほんとに大丈夫だといいなあ。

2012年1月21日土曜日

Nature's Pantry

いよいよ本格的に雪が降ったかと思えば、

次の日は暖かかったりで、ついに私も風邪を引いてしまい、

ついでに私のパソコンはおかしくなりブログをやっと1週間ぶりに更新できました。

ところで、いまパパの両親の畑は冬ですから、雪ですから休業状態です。

いい野菜をどこから買ったらよいのか。

そこで、私たちを助けてくれているのがこのお店。


Nature's Pantryというお店です。

とても小さいスーパーですが、野菜果物は全て無農薬。

このお店は添加物や化学調味料などを使わない食品を取り扱っています。

さらに、洗剤やシャンプーなどもなるべく安全な物を置いてくれています。

冬の今、ここには週2回、たくさん野菜を買いにきています。

マリもこの店が大好きです。

なぜかというとレーズンが買えるから。

日本では4歳にもなってお子様せんべい大好きちゃんだったので

いつも子供用のかごに入れてレジに行っていました。

スーパーで買えるマリのお菓子はそれのみでした。

ここでせんべいの代わりとなっているのがレーズン。

右端にはタクの手が。

無農薬だからいいかと毎回買ってあげていたらどんどんたまってきました。

パパが今頑張って消費しています。

というのもマリはこの店から家までの車の中(3分)で食べるだけなのです。

でもマリが買えるスナックはレーズンだけなので

レーズンを使ったお菓子とか料理とか開発しなくては!!

2012年1月15日日曜日

結果が届く・・・









先週はいはいを3歩以上するようになったと思ったら、

あっという間にどこまでも、どこにでもあっという間にいってしまうタク。

そしたら、つかまり立ちもあっという間にできるようになり、

1年目の赤ちゃんの成長は本当にめざましいです。

あんまりおもちゃを貸してくれないマリ!!に

負けずと頑張ってたまには怒ったりもして見せています。




                                   
                                                                                           

 そんな中、タクの脊髄に異常があるという正式な結果が

地元の主治医から届きました。

早速、ポートランドの子ども病院に診察の要請をしてもらいました。

来週にでもポートランド(車で5時間!!)に行って診察をしてもらえるかなあ。

その前に、MRIを撮った病院からその結果と写真を

送って欲しいとファックスをすると個人でも結果を取り寄せることができるらしく、

ポートランドの病院に行く前に取り寄せることにしました。

MRIを撮った病院でパパの友達が医者をしていて、その人が画像を見てくれました。

そしたらいちご状血管腫のところではなく、隣の白くぽこっとなっているあざの下に

(血管腫が赤いので隣の白いあざはあんまり気にしてなかったのです。)

脂肪腫ができて、その部分の脊髄が完全に髄膜にくっついているのだそうです。

そこで脊髄がうまく動けないでいるので、そこを解放する手術が必要だということです。

で、その画像は地元の主治医には届いていないようなので、

私たちで取り寄せることにしました。(これもその友達のアドバイスです。)

そのほうが最初の診察でどういう手術になるのか方針を立てやすいので。

パパの友達に医者がいてくれて本当にたすかりました。

タクとパマ(ひいばあちゃん)

日々、成長を感じるようになったタク。

足も活発に動くようになってきました。

その動く足が、ハイハイをするときちょっと変と感じます。

それが個性なのか、それとも脊髄と関係があるのか・・・・

でも、マリのハイハイも変だったしねえ。と言い聞かせ、

2月中には手術を受けたいなあと思っています。



死んだふり?このまま1分くらい静止していました。

なんか、再発の可能性なんかもあるようで、もうっ!!!

と思うけど、

ちゃんと治療方針を聞いて、これから頑張ろうと思います。

頑張るのはタクで、ポートランドまで運転を頑張るのはパパ。

マリを見てくれるのはグラミー。

私もその他をしっかりと!!       


2012年1月11日水曜日

誕生日


先日、私の誕生日があり、

グラミーやグランパも来てくれて、一緒に食事をしました。

前日にタクの検査の結果があんまりよくないので

少し落ち込み気味でしたが、

午後に少しダウンタウン(すごく小さいけど)をぶらぶらして

気分転換をして家に帰ってみると、

パパがケーキを作っているところで、

ケーキ!!!

と思ったら嬉しくなってきました。



今回のケーキはレモンのケーキで、

字はラズベリーを使ってクリームを作り、それで書いたようです。

もう、こんな年だけど、やっぱりお祝いをしてもらい

ろうそくを消すのは何歳になっても嬉しいなあ。

ケーキもおいしかったです。

レモンがきいていて本当においしいケーキでした。

あと、マリがいろいろと絵を書いてくれました。

もうすぐ5歳なので、ちゃんと胴体も手も足もくっついた絵を書いてくれました。

ありがとうー!!

2012年1月9日月曜日

タクのMRI

タクの腰の脊髄をMRIで検査するために

St. Luke's Children's Hospital に行きました。

午後12時の予約で、全身麻酔をするために

午前7時までに離乳食を済ませ、午前9時までに授乳、そして10時までに水、

その後は何も口にはできないということでした。

病院に着くと、まずマリの機嫌が悪く、駐車場からずっと





上の写真の様な調子でした。(「もうこんなのいーらーないっつの」といっています。)

そんなこんなでまずは麻酔の説明と手順を聞きました。

私が一番心配していたのが麻酔でした。

でもこの病院は麻酔の専門医と看護士がしっかりついて心拍のチェックも

万全にしてくれるとのことで信頼できるかなと少し安心。

でもでも、検査の間ずーっと付添はできないといわれ、

手術用の待合室で1時間ほど待つことになりました。

「どうしてもだめなの?(付添)」と少し粘りましたが、

「心配はわかるけど大丈夫だから、待合室に行っててね!」と言われ付添をあきらめたのです。

麻酔はマスクでガスによるものだったようです。

その後、口にチューブを挿入し(呼吸できてるか確認できるように)点滴もしていました。

数十秒できく麻酔だとのことで何の感覚もなくなってから点滴の注射をしたようです。





まだかなあと待つこと2時間。

もう終わりましたよと連れて行かれた部屋でタクはぐっすり。

体のあちこちに管がくっついて、




ちょっと痛々しい感じがしましたが

ちゃんと息をしているし、気持ち良さそうに眠っています。

一人でよく頑張りました!!


心拍もちゃんとモニターで確認でき、

看護師も「検査の間中よーく眠ってましたよー。もうすぐ起きますからね。

その間なんか飲みもの持ってきますか?」と言って

飲みもののサービスまであり、個室なのでゆっくりテレビを見てまっていたら、

いつものようにタクは元気に目を覚ましてくれました。



私たち家族に全員IDのブレスレットを渡されていました。

本当はマリにはないのだけれど、マリにもくれました。(タクには足首に)

ここの病院は迷路みたいでしたが、どこに行くにも誰かが一緒についてきてくれて、

とてもよい印象を持ちました。

そして、検査の結果。

今日わかりました。

やっぱり脊髄が係留しているところがあったとのことでした。

どうやら、手術が必要な雰囲気がぷんぷんします。

脊髄の係留している部分を解放するという手術。

シンプルだと聞いてはいますが、神経の手術なわけで、

これからどの病院がいいのかまたリサーチして決めなければいけません。

この脊髄係留症候群。

症状が出始めたらもう手遅れなのです。

1歳になるまでに2,3割の可能性で症状が出ると何かで読みました。

春を待たずに早急に手術をしたいねとパパと話しました。

ああ、やっぱりかあ。

とショックでしたが、保険が莫大な(私たちにとって)手術費用をすべてカバーしてくれるのと

今このことがわかってよかったと、手遅れになる前でよかったと

意外と前向きに感じています。

今日でタクは9カ月と8日。

マリのアレルギーの専門の病院にいったのはマリが9カ月と7日。

マリも乗り越えたから、タクにももうひと頑張りしてもらおうと思います。



2012年1月5日木曜日

Boise, Idaho

タクが初めて、(やっと)2歩以上のハイハイができるようになり、

行きたいところにも自由に行けるようになったこの日、

タクの腰にあるあざ(血管腫)が脊髄の末端で流れをせき止めてしまっているか!

を検査するためにオレゴンの近所にある

アイダホ州のBoiseというところに行きました。

BoiseにはSt. Luke's Children's Hospital という大きな子ども病院があります。

オレゴンにもOHSUという大学病院があるのですが、

Boiseのほうが近いし(2時間違います。)とってもいい病院だし、というので

こちらに決めました。(予約は主治医の先生が取ってくれました。)

しかも、その途中に私たちが車を買ったところもあるので、

オイル交換と点検もついでにしてもらうことにしました。



オイル交換&点検は1時間かかったのですが、

そこでマリもタクもおもちゃでゆっくり遊ぶことができました。




車の点検の後、1時間くらい走るとBoiseなのですが、

その間、ふと外を見たら、とってもきれいな雲と夕日が見えました。

タクの検査が不安だなあと思いつつ、

久々の遠出が嬉しいなあと思ったりして、

複雑な気持ちだったときにみたこの大空は

本当にきれいで

なんだか明日の検査も大丈夫だよね、

もしもタクに手術が必要になっても大丈夫だよね、

なんとかなるさといった気分にもさせてくれました。



2012年1月3日火曜日

初詣ハイキング


お正月。

私は日本人ですから、初詣がしたい!

そう思います。

そこで、あることを思い出しました。

数年前に年末年始をここで過ごしたときに、

1月1日にグラミー&グランパの家の裏山を登って(Mt. Emily )

上で、木の枝で鳥居をつくり、雪でミニ神社を作り、

初詣のようなことをしたことを!

というわけで、同じように1日にみんなで登ってきました。

登るから登山と言いたいところですが、そんな登山登山しておらず、

ハイキング感覚でお散歩感覚で登りました。



ですので、マリも元気いっぱい。

もちろん疲れたら、「抱っこー」と言ってはパパに抱っこしてもらいながら、

頑張って歩き、楽しく走り、大はしゃぎ。

そして、以前に初詣らしきことをした場所から眺めた景色は本当に美しかったです。

今年もパパは学生生活。

大丈夫かなあといろいろ考えながら歩いてきて、

この景色をみたら、どうにかなるよね、今年はもっとたくさんいいことがあるといいなと

願いながら、帰ってきました。

タクも寒かったけど、頑張りました。

元旦のこの日、初詣に代わる初詣ハイキングは

私の気分もちょっぴりお正月気分にさせてくれ、

数年前にパパの友達と来た時も楽しかったなあとあの時のことをも思い出し、

始めてはいたブーツに苦しめられたものの

とてもすがすがしくなりました。




ここに2人の子供たちも連れて来られたのも

とてもうれしいことでした。

来年も雪が深くなければ、ぜひ初詣ハイキングをしたい!

そう思いました。




2012年1月1日日曜日

お正月?

あけましておめでとうございます
といっても、こちらにいたら、お正月気分を味わうことがあまりありません。
それでもどうにかお正月を味わうために、

お餅もつけないし、もち米もないけれど、
米粉で団子を作りました。
あと、大好きなあんこも作りました。

久々のあんこに私も嬉しくなりました。
これにお餅があったらと日本のお正月が恋しくなりました。

団子ももちもちというよりは、どしっとした感じの

重たい団子でした。

それでも、おいしいと感じた団子でした。



この写真は、ケーキです。

ケーキがどうしても食べたかったのです。

珍しい形ではありますが、味はよかったです。

オレンジとレモンのピールが入っていていい香りでした。

マリももちろん、団子とケーキを喜んで食べてくれました。

これを食べて、なんと新しい年を迎えたのでした。

今年もどうぞよろしくお願いします。

今年もよろしくお願いします。