2011年9月29日木曜日

ペン立て

日本を離れる前に、東京で友達数人で集まりました。

その時に恒例となっているプレゼント交換をして、私はペン立てをもらいました。

それをアメリカに持ってきて最初は普通にペンを差していましたが、

ここの公共機関においてあるペンは必ずといってもいいくらい、花がくっついています。

持って行かれないようにするためなのだとか。

そして、その花がくっついているペンは鉢植えにおさまっていて、みんなそこから

取って使っているのです。

というわけで、私もまねっこして花とテープを買ってきて、お花ペンを作りました。

確かにこうするとなくさないし、すぐに使えてとっても便利。



いつもデスクのパソコンのわきに置いてあります。

このペン立てをもらって、普通にペンを立てていてもちょっと違和感を感じていたし、

マリのアレルギーを悪化させないために植物は部屋に置かないことにしていたので、

造花でもこういう形で花を飾れて、新鮮な気持ちになりました。

また、季節に合わせて、花を取り換えてみようかなと思ってます。

そのときにはもう少し上手にお花ペンを作りたいなあ。

2011年9月28日水曜日

秋を感じるとき

パパの学校が始まり、まだ車を運転するには自信のない私はマリを歩いて

学校に送り届けています。タクをベビーカーに乗せて、3人で歩きます。

ある時、マリがきれいな赤い葉っぱを私に見せてくれました。こんな葉っぱどこに?

と思っていました。でもマリを送っていこうと玄関から、歩道に出たときに気がつきました。

うちの前庭にひっそりと植えられていたのです。



この葉のグラデーションが本当にきれいなのです。しかもしかもその隣にはさらに


きれいな秋色のアジサイが咲いていました。もう2か月近くここに住んでいるのに

全く気付きませんでした。あんまりひっそりとしてたもので。でも気づいてからは

日に日に色を濃くさせていくこの花を見るのが楽しみになりました。

朝はすごく冷えてきて、もう秋だなあと感じます。私にとってここでの初めての秋です。

2011年9月26日月曜日

おしごと


小さい子供ってなんでもかんでも大人のやることをまねたがります。

それが時にはとっても邪魔でしょうがないことも多々あります。けれどもそのやりたい!

という気持ちを少しでもくんであげて、どうしたらこの子にもできるかなあと考えてあげて

そして体験させたほうがいいのだと思ってきました。でもそうさせるには時間がかかるので

忙しいときにはとても付き合っていられませんでした。

今は私も子育てのみなので時間があるので、そういうことにつきあえるようになりました。

マリにとってつまらない時間とは周りのだれもが自分にかまってくれずに何か仕事を

している時なのです。こんなに人がいるのにだれも自分とかかわってくれないことに

ストレスを感じて、イライラをぶつけてきたり、いうことを聞かなかったり。

グランパとグラミーの家に行くといつも2人はマリにできることはないかなあ、と

考えてくれます。それは遊びだけでなく、仕事や畑のことなど。この前はマリのために

米粉を使って粘土を作ろうと提案してくれ、一緒になって作っていました。




その後、ランチの後にパパがグランパの手伝いで、暖炉用のまき割りとそのまきを

倉庫にしまうという仕事をすることになりました。埃が舞うといけないので、マスク着用で。

その様子を見ていて、今度はマリも勝手にマスクを持ち出しその場所に行ってしまいました。

数分してから、きっと邪魔だろうからと迎えに行ってみたら、マリもしっかりと手伝わせて

もらっていました。マリがいたおかげで、多少は時間がかかったのかもしれませんが、

マリは自分にも仕事ができたと大喜びでした。私は「今お仕事してるから、ここには

来ちゃダメだよ。」と3回くらい言われたので、写真だけとって戻りました。


こんなにいろんなことができるようになっていたんだなあ。

しかも、何かこんな風に仕事があれば、マリも楽しいし、大人の気分を少しでも

味わえているのかもしれません。いつまでもこんな風に手伝ってくれたらなあ。

2011年9月25日日曜日

奇跡のリンゴ?



すっかり秋らしくなってきて、リンゴがおいしい季節になってきました。

岩手にいたときもリンゴを楽しみにしてきました。

 でもマリのアレルギーを悪化させる原因ともなる農薬。これがリンゴを食べるときに

心配されることでした。そこでなるべく有機栽培と書かれたものを買っていました。

が、作っている人に聞いたら、農薬はやっぱり最低限使っているとのこと。

直接農薬をリンゴにかけるので、皮はぶ厚くむき、芯もたくさん残して食べていました。

 以前、日本のリンゴの木は品種改良を重ねてきているので、とても弱く、

農薬なしには育たないのだと聞いたことがあります。そんな中で日本で何年も苦労して

無農薬のリンゴ栽培に成功された方がいます。その方は財産もなげうってまで頑張った

ようで、本も出しています。そして、今ではそのリンゴは国内外からの問い合わせが

殺到しているのだということです。その本のタイトルは「奇跡のリンゴ」。

 そうかあ、無農薬のリンゴって本当に育てるのが大変なんだあ、じゃ多少は

農薬が入っていても仕方ないかと思ってました。

 ところがグランパ&グラミーのうちの畑にはその無農薬のリンゴの木が何本も

生えていて、リンゴがぎっしり実っています。しかもその栽培方針は放っておくこと。

なので、実らない年もあるようです。でもその場でリンゴを食べて、芯をその辺に

投げ続けていたら、そこにもリンゴの木が生えてきたりしたらしく、

あちこちにリンゴの木があります。まさしく奇跡のリンゴ?

品種改良とかしていないので、どんな環境の中でも育つのでしょう。

味も日本のリンゴに負けず劣らずおいしいです。ただし、虫がリンゴの中に

住んでいたりするので気をつけないといけません。

 今年はなんともどっさり収穫できたので、アップルソースを作ることにしました。

このソース、本当にまろやかでおいしいソースになるんです。私は豆乳と一緒に

食べたり、パンケーキにのせて食べるのが好きです。


 箱からあふれそうなほどのリンゴを取ってきて、ソース作りです。

無農薬なので、皮も芯も取らずに煮て、分離器にかけるとソースの完成です。

分離器はトマトソースの時にも使った、皮とジュースを分けてくれる手動のマシン。

さて、このソースですが、皮の色も少し入っているのかほんのりピンク色で

とってもきれいな色をしています。





そして、いつものように瓶に詰めて、できあがり!!

なんとこの日できたソースは全部で20本以上でした。まだまだリンゴがあるので、

これからアップルサイダーというジュースをつくったりして使うのだそうです。

 ここにきて、手に入らず恋しい食材もある一方で、こんな奇跡のリンゴも

手に入る私たちは幸せだなあと思いました。
 
 皮ごとかぶりつける幸せ。ありがとう。

2011年9月23日金曜日

陶芸に挑戦

間もなく10月。

10月でうちのタクは6か月になります。離乳食開始は10月くらいからかなあと思っています。

その離乳食はグランパの工房で作った茶碗を使いたいと思っていました。

(グランパは陶芸家です。とっても美しい食器を作ります。)

初めはグランパに作ってもらおうかと思っていたのですが、パパが作るというので、

今日はパパがタクのために茶碗を試作しました。

パパが作るはずが、マリも作りたい!!と言い出し、マリも体験することに。

グランパは作りたいという意欲のある人が来たら、誰にでもいくらでも体験させてくれます。

しかも丁寧に教えてくれるのです。というわけで、早速作ってみることになりました。




初めての陶芸なので、しかもちびっ子なので、ろくろも手動のものを使いました。

グランパが一生懸命ろくろを回し、マリが形を整えます。




運動関係はできなーい!と投げ出すこともあるマリ。

でも物作りは好きなようで、教えられたとおり、かわいいお皿を作っていました。

手動でもろくろを回したので、意外ときれいな形に仕上がっていました。




私たちがマリの陶芸に夢中になり、隣ではパパがタクの茶碗作りに夢中に。



 その間、タクはちょっと離れたところで、そよそよと風に舞う葉っぱを

じーっと目で追っていて、泣きもせずおりこうさんにしていてくれました。

もう少しで、食事ができるようになるなんて、本当に早いものです。


2011年9月20日火曜日

メガネ

マリが学校に入るときに聴力と視力の検査をしました。

その時の検査器具は日本では見たことのない

超ハイテクな器具。

それで調べたところ、マリの目に異常が見つかりました。

その検査の日にとても疲れていたせいもあるのですが

3Dのような立体的な絵を認識することができないようなのです。

しかも右目と左目の大きさが少し違うとのこと。

そこで眼科にいってみたら、

右目と左目とバランス良くものを見れていない時があるらしいのです。

つまり、物を見るときに時々右目の方でばかり見ているようです。

そうすると左目の視力が低下するばかりか、3Dのような立体的な

絵を認識できないようになるのだそうです。

(日本語だと内斜視かなあと思われます。)

見た目でも普通の視力検査でもわからなかったので、

ここでこの異常に気づけたのは本当にラッキーだと思ったほうがいい

と言われました。

確かに、学校に入れたいと思わなければ検査もしなかったし、

それどころか、ここに引っ越してこなかったら、

ずっとわからないままだったのです。

しかもしかも

乱視もちょっとはいっているようなのです。

これは小さいうちに発見をして、矯正をしたほうがいいようなので

マリにメガネをつけさせることになりました。

かなり、私たちはショックを受けたのですが、

お医者さんからも言われたように、

今、見つけられてよかったね。という言葉を胸に

少しでもメガネを気に入ってくれるように

頑張っていくことにしました。

何年間かでメガネは必要なくなるようなので

それを信じて。




この日、メガネができたというので取りに行きました。

自分で選んだピンクのフレームのメガネ。

矯正をするためだからなのか、ちょっとレンズが厚めですが

意外とかわいいので、本人もまんざらではない様子。

ピンクのケースももらって嬉しそうでした。

このメガネをつくるのもなんと無料。

保険でカバーしてもらえました。

よかったー!!

でも、考えてみると、視力には何の問題がなくても

マリと同じように実は異常を抱えた子どもがたくさんいるのだと

思うと、日本でもちゃんとした検査をさせたほうがいいのでは

と思いました。

2011年9月18日日曜日

ローマトマト

うちの近くで、土曜日にファーマーズマーケットが開かれます。

とっても小さいマーケットですが、

そこで昨日大量にローマトマトを買いました。(13キロくらい)

ローマトマトはそのまま食べるよりも、トマトソースなどに適していることから

グラミーとグランパの家に行き、トマトソースをたくさん作って

瓶詰にすることにしました。

あんまりたくさんなので、トマトソースとただのトマトの水煮に分けることに。




トマトソースを作るときには皮をむくのですが、むかなくても

皮とジュースを分けるマシーンがあるので、それを使いました。

そしたら、ヒマを持て余していたマリが早速登場。

しかもうちの中なのにサングラス着用。

このマシーン、ハンドルを回すのと、棒で穴にトマトを押し込むのと

同時にしなければならないので、

マリは一生懸命トマトを押し込んでいました。




この日できた瓶詰は750ミリくらいの瓶に10本でした。

こういうのがたくさんあると、急な旅行や忙しいときに

パッと料理ができるのでとても助かります。

また、保存食でもあるので、災害時などにも便利です。

東日本大震災でもグラミーから送られていたジャムなどが

本当に大活躍でした。

次はアップルソースを作ることになっています。

楽しみ楽しみ☆

2011年9月15日木曜日

15日のスイーツ

私たちは結婚してから15日にはスイーツを食べることにしています。

というのは15日は入籍をした日なので

何ヶ月というのをカウントしながら、2人で祝ってきました。

マリのアレルギーが発覚するまではずっとケーキを食べていました。

アレルギーがわかり、私たちも乳製品、卵、小麦粉を除去することになり

ゼリーを作ったり、和菓子にしたり、工夫をしてきました。

9月15日のこの日。

乳製品を使っていないアイスクリーム&チョコレートを発見。

そこでずっと食べたかったパフェを今回は作りました。

このアイスはココナッツミルクを使っているのでとってもクリーミー!!

それに、手作りのオーツクッキーを入れて、

フローズンラズベリーをのせました。

とってもおいしくいただきました。来月も楽しみ☆


ちなみにこのゴブレットは私たちが挙式をしたときの

パーティーで使ったもので、

お義父さん(陶芸家!!)がこの日のために私たちのために

作ってくれたものです。

ここに引っ越してきた時にお義父さんが私たちにくれました。

これは作るのがちょっと大変なので、

まさかいただけるとは思っていなくて、

買わせてもらおうかと考えていたものだったので感激でした☆

しかもさらに下には私たちの名前も刻印してくれていました。

本当に思い出に残るゴブレット、

これからも大事に使わせてもらいます。

2011年9月12日月曜日

収穫の秋!!

先週、グランパとグラミーの家に行ったら、

9月だというのにイチゴがおいしくなっていて、

ブラックベリーもいい感じに実ってきています。

そして、これからリンゴがどんどんおいしくなるようで、

リンゴ好きな私にはたまらない季節なのです。

早速とって食べてみると、ちょっとまだすっぱいのですが

おいしかった!!

イチゴはとてもやわらかくてすごく甘い!

なんでも2種類のイチゴを植えているようで、

いまくらいの時期に出てきているイチゴのようです。






これらのフルーツ、どれもたくさんできるので、

冷凍などにしています。

けれどもまだまだ日中は暑くて

ついついつまみ食いをしてしまいます。

冷凍してもとても甘くておいしいので。

あと2週間くらいでリンゴがかなり熟してくるとのこと。

楽しみでなりません。

2011年9月11日日曜日

公園の力

いつもよく行く公園がキャンディケーンパークというところです。

ここで、私たちはいろいろな人と出会い、交流しています。

今まで行ってきた公園はただただ子どものエネルギーを

発散させるためのようなものでした。

ここに来ると、マリも見知らぬ子どもと仲良くなり

一緒に遊ぶし、パパだって、フリスビーのゲームにいきなり

混ぜてもらったり、この間は同じように最近ここらへんに

引っ越してきたファミリーと知り合い、

今度バーベキューをすることにしました。

この日もマリ以上に私たちが楽しんでいる間に

こんなに暗くなってしまっていました。

ブランコとすべり台と広ーい芝生があるだけの公園ですが

さまざまな出会いをくれて、私たちの生活を

豊かにしてくれている気がします。



薄暗い中、うちに帰ってみたら、もう8時近くになっていました。。。

夜遊びになってしまいました。

2011年9月7日水曜日

登校日

 マリの学校が始まりました。

まわりはほとんど英語の環境なのですが、

新しい友達ができる!!

と、張り切っています。

登校初日、保育園でやっていたような、紙を切ったり、パズルをしたり、

マリが思い描いていた学校の勉強がなかなか始まらない。

やがて、外に行く時間になり、私にこそっと言いました。

「ねえ、ねえ、勉強はいつするの?」

遊んでばっかりに見えるこの状況、これは勉強ではない!!

と思って不審な表情を浮かべていました。

これが勉強の一つなんだよと教えたら、まあ納得していたようですが。

学校は8時から11時半までなので、放課後は近くの公園に寄り道をします。

ブランコが大好きなのですが、アメリカサイズなのか椅子が高くて

一人では乗れないので、必ず抱っこしてあげなければいけません。

公園の遊具の下にはやわらかい木くずのようなものが敷いてあるので、

転んでも痛くないし、とっても安全でうれしいです。


このあと、歩いて帰り、しっかりお昼寝もしてくれて、助かりました。

「明日もスクールに行く。」と言ってくれたし、

これから、どんどん英語を覚えていくんだろうと思います。

私も頑張らないと。

2011年9月5日月曜日

ハイキング

この小さな町では日本人の友達はできないと思っていたのですが、

偶然にもタクと1週間違いの赤ちゃんがいる日本人のママと知り合いました。

旦那さんはうちのパパと高校時代に同じ授業を取ったことのある人です。

本当に狭い町なので、みんなどこかでつながっている感じがします。

さて、この日はその知り合いになったファミリーがハイキングに誘ってくれました。

着いた場所はアンソニーレイクという湖のある場所。(車で1時間ほどのところ)

そこの山道を歩いて登ったのですが、

おなかがすき始めたマリ、なんだか動きがスローになり、

いろんな人たちが交代でおんぶをすることに。




山の上のについて、おやつとして持って行ったおにぎりを

3個食べたら、とっても元気になり、帰り道は歌いながら戻っていました。

4歳の子が登るのにはちょっときつい山道でしたが、

マリは頑張っていました。早めにおにぎりをあげとけばよかったー。

1時間以上のハイキングでしたが、あまりに美しい景色のおかげで

私は全然疲れることなく、歩けました。



戻ってきて、バーベキューをしたのですが、マリのアレルギーのために

私たちは別にシシカバブを作って食べました。

マリも手伝ってくれて、他の人たちがパンや大きいハンバーガーを

食べていてもうらやましがる様子もなく、黙々と作業。





マリのソーセージは直火にして焼いてみたら、カリッとしていて、

しかもこの焼く作業が気に入ったマリは何度も何度も焼いては

どんどん食べていました。



歩いて、クッキングをして、

よっぽど疲れたろうなあ、と思っていたのですが、帰りの車の中では

ますますパワーアップしたマリが大声で歌い続けていました。

疲れをあまり感じないほどにとても素敵なハイキングでした。

2011年9月4日日曜日

いつのまにか

 ここに引っ越してきて、2か月。

マリの学校の手続きをし始めたら、私たち家族をサポートしてくれる様々なプログラムが

あることを知りました。

(これもまた所得の制限があるものですが)まずは子どもの保険はすべて無料。

ここに来る前、アメリカの保険が超超超高いと覚悟をしてきました。

私たち4人で100万~150万位は1年間にかかると計算していました。

それが子ども2人が無料で、病院も歯医者も予防接種も無料になりました!!!

そして、毎月食品を買うためだけに使えるお金やチケットも結構支給され、

実質食費はそのサポートからだけでも十分賄えることに。

アメリカ オレゴン州 ありがとう☆

これらの手続きすべてを済ませるのに約2週間かかり、こんなことをしているうちに

8月9日に初めてできたタクの寝返りでしたが、

いつのまにかどんどん上手になって、首もすっかり強くなって、

寝返りしたままおもちゃで遊べるようになっていました。(気づいてはいたけれど…)

子どもの成長は本当にあっという間なので、見逃せないです。



いつの間にかといえば、日本にいたとき暑かったので短く切っていたマリの髪。

もう長く伸びていて、今日はバックヤードで髪を切りました。(パパカット)

マリは髪を切るときには15分以上の長いアニメを見せてもらえるので

じっとおりこうさんにしていてくれます。

今日もパソコンで大好きなウォレス&グルミットを見ながら切りました。


本当に気付かないうちに子どもはどんどん成長していきます。

見逃さないように、忘れないように、少しでもたくさん子どもと

かかわっていきたいと思いました。

2011年9月2日金曜日

初めての手紙


8月31日にマリの学校の先生の訪問があり、

正式に学校に入ることが決まりました。

これはHead Start School と呼ばれるもので、

うちの裏にある州立の大学の付属の学校です。

Head Start とはマラソンだと1時間早くスタートできるハンデみたいなもので、

早めに教育を始めておいて、後から教育される子どもたちと

ゴールが同じくなるようにするということで、この教育を受けられるのは

基本的に所得の低い家庭の子供なのです。

お金をかけて、高い教育を受ける子どもたちとの差をなくすためのようです。

うちはこれから所得がないので、許可されました。

所得の低い人か…と考えてしまいましたが、マリが喜んでいることと

うちにも近いし、州立のようだし、マリのアレルギーにも対応してくれそうだし、

というので、ま、いいか。


それで、今日学校から、「9月7日に待っていますよ、みんなで遊びましょう。」

というような内容の手紙が届きました。

宛名はマリ。

初めて届いた自分あての手紙をそれからずっと大事そうに

何度も何度も(適当に)読んでみたり、

パマに見せたり、折りたたんでかばんに入れたり、

よほどうれしかったようです。そして、学校に行って勉強すると

張り切っています。学校という響きは保育園よりもグレードがアップして

自分がよりお姉ちゃんになっていると思わせるのでしょう。

どんな学校生活になるのか楽しみです。

2011年9月1日木曜日

夕方の散歩

先日、マリがこれから通う学校のクラスの先生が2人がお話をしにきてくれました。

一人が私たちと話をしている間、もう一人の先生がずっとマリの相手をしていたのですが

緊張で固まるマリに、ペンでお絵かきをしたり、絵具で遊んだり、パズルをしたり、

やっと1時間後に打ち解けていました。とても感じのよい先生だったのでほっとしました。


そして今日は家でゆっくりしようかなあと思って家にいたのですが、やっぱり

外出をしたくなり、早い夕ご飯を食べて、そのあと散歩に行きました。

行ったのはうちの裏にある大学。もうすぐ陽が沈むころだったので、

風が気持ちよく、どこをみてもすばらしい風景なのです。

私は太陽が沈むちょっと前の時間が好きなので、今日はばっちりでした。

この灯りがともり始めたあたりに散歩をしているととても落ち着くのです。



大学からみた町の風景


いいねえ、といいながら4人で歩いていると、陽も沈んで暗くなってきたので

帰ってきました。時計を見ると8時。ちょっと前までは8時でも明るかったのに

もう秋ですかね。