2011年9月25日日曜日

奇跡のリンゴ?



すっかり秋らしくなってきて、リンゴがおいしい季節になってきました。

岩手にいたときもリンゴを楽しみにしてきました。

 でもマリのアレルギーを悪化させる原因ともなる農薬。これがリンゴを食べるときに

心配されることでした。そこでなるべく有機栽培と書かれたものを買っていました。

が、作っている人に聞いたら、農薬はやっぱり最低限使っているとのこと。

直接農薬をリンゴにかけるので、皮はぶ厚くむき、芯もたくさん残して食べていました。

 以前、日本のリンゴの木は品種改良を重ねてきているので、とても弱く、

農薬なしには育たないのだと聞いたことがあります。そんな中で日本で何年も苦労して

無農薬のリンゴ栽培に成功された方がいます。その方は財産もなげうってまで頑張った

ようで、本も出しています。そして、今ではそのリンゴは国内外からの問い合わせが

殺到しているのだということです。その本のタイトルは「奇跡のリンゴ」。

 そうかあ、無農薬のリンゴって本当に育てるのが大変なんだあ、じゃ多少は

農薬が入っていても仕方ないかと思ってました。

 ところがグランパ&グラミーのうちの畑にはその無農薬のリンゴの木が何本も

生えていて、リンゴがぎっしり実っています。しかもその栽培方針は放っておくこと。

なので、実らない年もあるようです。でもその場でリンゴを食べて、芯をその辺に

投げ続けていたら、そこにもリンゴの木が生えてきたりしたらしく、

あちこちにリンゴの木があります。まさしく奇跡のリンゴ?

品種改良とかしていないので、どんな環境の中でも育つのでしょう。

味も日本のリンゴに負けず劣らずおいしいです。ただし、虫がリンゴの中に

住んでいたりするので気をつけないといけません。

 今年はなんともどっさり収穫できたので、アップルソースを作ることにしました。

このソース、本当にまろやかでおいしいソースになるんです。私は豆乳と一緒に

食べたり、パンケーキにのせて食べるのが好きです。


 箱からあふれそうなほどのリンゴを取ってきて、ソース作りです。

無農薬なので、皮も芯も取らずに煮て、分離器にかけるとソースの完成です。

分離器はトマトソースの時にも使った、皮とジュースを分けてくれる手動のマシン。

さて、このソースですが、皮の色も少し入っているのかほんのりピンク色で

とってもきれいな色をしています。





そして、いつものように瓶に詰めて、できあがり!!

なんとこの日できたソースは全部で20本以上でした。まだまだリンゴがあるので、

これからアップルサイダーというジュースをつくったりして使うのだそうです。

 ここにきて、手に入らず恋しい食材もある一方で、こんな奇跡のリンゴも

手に入る私たちは幸せだなあと思いました。
 
 皮ごとかぶりつける幸せ。ありがとう。

2 件のコメント:

  1. 奇跡のリンゴに出逢えたなんて本当に奇跡だぁ☆
    それもこんなに沢山!!!
    アメリカに移住して
    マリちゃんにとってよかったことが続々だね♪♪♪
    こっちまで嬉しくなるよ!

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  2. ありがとう!!
    結構こっちに来て、マイナスが多い感じもしてたけど、
    プラスなことも続々で、ほんとに嬉しいよ。
    マリはがつがつ食べてるよ。最初は芯までも食べそうだったもん。

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