2012年3月31日土曜日

Happy Birthday grummy

タクより一足お先にグラミーの誕生日がありました。

マリは内緒で用意したプレゼントを早くあげたくてそわそわ。

しかもカード用にグラミーの絵を描いてと頼んだら

4、5枚描いてくれました。

マリは捨てるという行為が好きではないので、描いた絵はすべてグラミーのもとへ。

グラミーはそんなマリが描いた絵をとっても喜んでくれました。



最近描く絵はその人の特徴をすこーし捉えていたりしています。

今回の特徴はカーリーヘアでした。

この絵とピアス(マリが選んだ)をプレゼントしましたが、

秘密のはずだったのに、ピアスを買ってきたその日に

早速グラミーに「プレゼントがあるよー。イヤリングだよ!」と叫んでいました。

なのでこの日のプレゼントはサプライズとはいきませんでした。

それでも一番嬉しそうにはしゃいでいたのはやはりマリでした。

ケーキもあったしね。

2012年3月29日木曜日

5歳になったら

子供の成長は本当にあっという間というけれど、本当だなあと感じます。

つい最近5歳になったマリ。

誕生日のプレゼントは迷ったけれど、ひとつはLEGOブロックにしました。

このブロックは上級になればなるほど細かいのですが、

そのブロックでいろいろなものを作り出すことができるので

創造力を養うのにいい!と私たちは勝手に思っています。

一昨年のクリスマスもマリにLEGOがいい!!といわれたのでプレゼントしました。

けれども、やっぱり車や飛行機を作るには私やパパの力が必要でした。

今回のLEGOは女の子用で犬のお家やバギーを作れるというもの。

私たちが一緒になって遊んであげれば、楽しめるかなと思い買うことにしました。


いざ遊んでみると私たちの助けがなくても自分でいろいろと作ることができました。

少しのアドバイスをパパがしてくれたようですが、

ほぼマリが一人で次々と家や車などを作り出すことができ、

それが自信につながったのか、いつものセリフ「一緒にやろう〜!」が

聞かれなくなっていました。もう一人でできると確信したみたいです。



さて、5歳になったら、マリも自分が大きくなったのだと感じているようで、

私からタクのスプーンを取り返し、

私がタクに食べさせてあげるよといって食べさせてくれています。

しかも意外と優しく食べさせてあげているじゃありませんかっ!

飽きたらしなくなると思いますが、タクも結構喜んでいます。

しかもこぼれたものも拭いてくれたりして、助かっているのです☆


普段、タクに乱暴なことをしてしまうこともあり困っていますが、

タクに食べさせてあげているマリの顔はすっごくいいお姉ちゃんです。

私やパパがいつも食べさせてあげているのをよく見ているんだなあと感じます。


おむつ交換はくさーい!と言って、してくれなくなり残念に思っていましたが、

また、ここにきてお姉ちゃん復活です。

私はお姉ちゃん!!という雰囲気を以前にも増して醸し出すマリ5歳です。

5歳になったら、というかこんなことできるようになってたんだなあとまたまた

成長を感じて、嬉しくなりました☆

2012年3月27日火曜日

Piñata

マリの誕生パーティーに家族以外の友達も招待したので、

いろいろなアクティビティを準備しなければ!と思いました。

そこで、piñataというものを作ることにしました。

なんでも誕生日にはこれを作って祝うらしいです。

ほとんどくす玉に似ている気がしますが、ちょっと違います。


まず、風船を膨らまし、それに新聞紙を貼つけます。

それを乾かし、また新聞紙を貼付け、乾かし、貼付けを3度繰り返します。
そして、中の風船を壊して、中から取り出します。

すると中が空洞のボールが出来上がり。



それに飾り付けをします。

後で棒で壊すので、エルモとかかわいいのにはしたくなかったので、

日本の定番?オニにしました。

イヤイヤ、ワガママ鬼ということにして、それを壊すという設定に。

出来上がった鬼はこちら。

そうそう、このボールの中にはキャンディや小さいおもちゃなどを入れておき、

来てくれた子供たちに配るのです。

私たちはマリのアレルギーを考慮し、

レーズン(小さい箱入りのもの)、鉛筆、おもちゃなどをいれました。


さて、外に吊るして、棒で順番にたたいてみました。

最終的にこの鬼にダメージを与えたのは、マリではなく

友達の男の子たちでした。

強烈な打撃によって、中から出てきたものをみんなで分け合い、

それらはマリのバースデイを祝ってくれてありがとうのお礼もかねた、

小さいお土産になったのでした。

このものの5分で壊されたオニですが、乾かすのが結構大変で

3日間もかかってしまいました。

次回はもう少し効率よく作りたいなあ。

2012年3月26日月曜日

party

先日、マリの5歳の誕生日のパーティーをしました。

今までは家族のみで祝ってきたのですが、5歳という節目だし、

マリの記憶にも残るだろうということで、

仲の良い友達も呼ぶことにしました。

この日は5人の友達が来てくれました。

また、マリの幼稚園に週1日で来ている日本人の講師先生も来てくれました。

さて、今回のケーキですが、スポンジはもう慣れているので

米粉や重曹、タピオカ澱粉などなどを駆使してあっという間に作れました。

問題はケーキのデザイン。


まずは色作りから。
















ラズベリー(ピンク)、ハックルベリー(ダークピンク)、

アプリコット(オレンジ)(いずれも無農薬のもの)

からそれぞれ抽出しました。

砂糖とショートニング(トランス脂肪酸フリー)を混ぜてつくったクリームに

それぞれの色をいれました。

それで、3色のクリーム(冷めると固くなるものだけど)のできあがり。

それと冷凍していたフルーツも使い、エルモを描きました。(パパが。。。)


やっぱり子供たちはエルモが好きだし、このクリームが好きだし、

というわけで、米粉のケーキを気に入ってくれるか心配したものの、

子供たちみんな食べてくれました。(特にクリームの部分)

この3色のクリームは少ないフルーツでとっても鮮やかな色が作れました。

人工着色料を使えばらくちんですが、人工着色料にはない

フルーツの風味を味わうことができておいしいケーキでした。

こちらでは思いっきり青いクリームや緑のクリームが乗ったケーキが

普通に使われています。とってもカラフルなのです。

それにも負けないカラフルなケーキが作れて本当によかったです。

マリが大喜びしてくれたし、ほかの子供も喜んでくれたし。

つぎはタクの誕生日。タクにとって初ケーキです。

2012年3月22日木曜日

トイレトレーニング

なんでも国によっては1歳でトイレが上手にできるようになる

という話を聞いたことがあります。

だからと言う訳でもないのですが、

最近お風呂にタクを入れようと裸にすると

必ずおしっこをされて、床を拭くのが大変だというのに目を付けて、

トイレトレーニングを始めてみることにしました。

早いとは思いますが、トイレに座ることから始めるのもいいかと思いまして。

そこで、買ってきました。

赤ちゃん用トイレ。

早速使ってみました。

お風呂に入れる前に座らせてみたところ、、、、

なんと最初から大成功!!!

トイレに座ることにも何の抵抗もない様子。

私はこのトイレが上手にできるようになる過程がとても好きです。

うまくいったりいかなかったりだけど、その結果に一喜一憂するのです。

また、このわくわくが始まるのですね。

楽しみです。

2012年3月21日水曜日

もものすけのおさんぽ

オレゴンに引っ越してきて、マリの英語力はぐんぐんぐんぐんのびています。

日本語で話していても英語が混じってしまいます。

「今日は雨だからスボンが wet になっちゃうよ。」とか。

最近読んでいる絵本もほとんどが英語のもの。

グラミーが沢山買ってくれるし、読んでくれるしで

どんどん英語を吸収しています。

すると日本語は?どんどん流失しています。

そんなわけで、日本のばあちゃんに日本語の本を送ってほしいと頼みました。

そしたら、マリの誕生日にあわせて送られてきました。

昨日は本番のパーティーではなかったので、何冊かのうちの1冊を

プレゼントとしてあげました。

その本のタイトルは『もものすけのおさんぽ』。

昔っぽい話し方をするもものすけが(ござるとかそんな話し方)

「しょもう」(所望)というとなんでも願いが叶えられるのです。

内容はかわいらしいというかちょっとばかばかしい話ではありますが、

マリはすっかり気に入って爆笑しながら読んでいました。

本は寝る前に主に読んでいます。

これは寝る前に読むと笑ってしまいますます興奮してしまうので

ちょっと困ってしまいますが。

もものすけが言う「しょもう」が特に気に入っているマリです。

絵もおもしろく描かれています。

この本、ばあちゃんが選んだものとは思えないほど、

ユーモアたっぷりの本でした。

感動したり、かわいそうとかいう感情を持って読むことはできませんが、

しばらくマリを楽しませてくれると思います。

2012年3月20日火曜日

5th Birthday

早いものでもう5回目の誕生日がやってきました。

そう、マリの5歳の誕生日です。

マリはもちろん自分の誕生日を指折り数えて待っていました。

マリが誕生日で楽しみなことは

まずはプレゼント。

普段は小さいものだって絶対に絶対に買ってあげないけれど、

誕生日には好きなものが買ってもらえます。相当楽しみにしていました。

次はケーキ。

これもクリスマスと誕生日にしか食べられないので超楽しみにしています。

それとろうそくを消すのはもっと楽しみにしているようでした。

でも、誕生日は日本ではいつも祭日だったのでいとこが

いつもお祝いに来てくれていました。

今年は思いっきり平日。しかもいとこは日本。

というわけで、今日は家族のみでミニパーティをしました。

友達を招待してのパーティは土曜日にすることに急遽決めたので。

そこで、パパが作ったのは小さいカップケーキ。

それにハックルベリーで作ったクリームを塗りました。


さすがパパ。とてもおいしいケーキでマリも大喜びでいつまでも食べていました。

今日はミニパーティなのでプレゼントも小出しに。

待ちきれずにプレゼントを開けようとしている


土曜日のパーティも笑顔が沢山のパーティにしてあげたいです。

準備、がんばります。

今回は私もケーキ作りに参加をします。(初参加)

2012年3月17日土曜日

ヨガ&ピラティス

ずっと何年も前から興味があったことの一つ。

それは、ヨガです。

たま〜に、職場のレクなどでしたことがありましたが、

継続してヨガをしたことがありませんでした。

ヨガは家でもできる有酸素運動なのだそうで、

タクの出産後、なかなか引き締まらない体を引き締めるために、

気分転換のために、時間は沢山あるのでクラスにいくことにしたのです。

ヨガとピラティスを融合した感じの1時間くらいのクラスです。

普段運動をしていない私にはきつい動きもあるのですが、

終わった後は全身とってもすっきりします。

しかも、たいてい家にいてストレスもたまりがち。

このクラスはそんな私の心と体をすっきりさせてくれる気がします。

マットも買っちゃいました。
マリのヨガ

これから、ポートランドへ引っ越すかもしれないので、

家でもしっかりできるように、まず動きを覚えなければっ。

ここにきて、洗濯で縮んだのか、私が太ったのかわからないけれど、

はけないズボンが何本かあります。

春も間近です。

健やかな体は食事と運動から!!!ってね。

今のところ、やる気満々です。続くようにがんばるつもりです。

2012年3月16日金曜日

6年たちました

この間、6度目の結婚記念日を迎えました。

が、今年は絶対に夜にパパと二人で出かけられるものと

それはそれは前から楽しみにしていました。

何を食べようかなあってね。

でも子守りをしてもらうはずのグラミー&グランパの諸事情が重なり、

結局出かけられないということになってしまいました。

去年も「何を食べに行く〜?」ってそれはそれは楽しみにしていました。

しかし、大震災があって、岩手県内にいた私たちは

もちろん記念日どころではありませんでした。

だからこそ去年の分も今年は!!!と思っていたので、

まさかのこの事態にショックを受けました。あ〜あ。

結局、うちでマリに内緒でこっそりと祝うことにしました。

小麦粉、グルテン、乳製品、卵がフリーのケーキミックスを買ってきて、

ここの粉系にはいつもお世話になってます。

ケーキを作り(私は作ってないですが、)、

ワインを準備してみたら、

これも悪くないなあと思い直しました。

そして、出来上がったケーキをみたら、あらあら、いいじゃない!


しかも思い出のゴブレットでワインを飲むのもなんか嬉しい。

と思えてきました。

このケーキに入っている、豆乳のヨーグルト、ココアパウダーは

マリがまだ、食べない方がいいものですが、

それ以外はマリだって食べられる材料で作っています。

味もおいしい!!

いつかマリにも食べさせてあげたいなあ。

と思いながらこそこそと食べたのでした。

子供中心の生活をしていれば、どうしても外出さえ自由にはいきません。

ああ、ストレスだなあとも感じます。

でも、なにも外出しなくても、

十分に記念日だって過ごせるのだと考えたら、

ちょっと幸せな気分にもなります。(お金もかからないし。)

でもでも!改めて外出はさせていただきます。そのうちね。

2012年3月13日火曜日

ブッククラブ

子どもに恵まれ、忙しく働いているというのをいいわけにして、

ずいぶん読書をしていなかった私。

ここに来て、イタリア人の友達と2人で週に1度ブッククラブというのをしています。

それは、同じ本を読んでそれについて分からない表現も含め語り合おう!

というものです。

もうかれこれ半年くらいになります。

でも本のことよりもお互い日本やイタリアの話で盛り上がり

本の話はほんの10分程度だったりしていますが。

このブッククラブのおかげで、

あきっぽい私も英語の本をコンスタントに読むことができていました。

最初の本はいつも「あ、今日ブッククラブだ!」と言っては

急いで焦って読んでいました。


でも、2冊目の本はとっても続きが気になってしょうがない本でした。

すっかりはまってしまい、あっという間に読んでしまいました。

それは「Holes」という本。

結構分厚い本で、中学1年生くらいのレベルでしょうか。

罪を犯した少年たちの更生のためにただただある場所に穴を掘っていく

という話です。

でも穴を掘る本当の理由は別にあって、その謎が解き明かされていくのが

おもしろく、はまってしまった要因でした。

読み終わったら次の本がすぐに読みたくなりました。

英語のボキャブラリーも本を読むことで増えるし、頭に入っていくので、

今の私にはベストな英語勉強法になっています。

また、イタリア人の友達との1時間ちょっとの会話がとっても楽しくて、

私のたまったストレスガスを抜いてくれる時間なのです。

今読んでいる3冊目は日系人が書いた本で、日本語もちょこっと出てきて、

これまた読みやすい本です。

これで私の心と英語力が豊かになればいいなあと思っています。

2012年3月10日土曜日

春が来た?

今日の気温がなんと18度以上もあり、3月とは思えない陽気でした。

昨日も天気がよかったので、マリとタクと3人で

本屋さんに遊びにいきました。

暖かくなるとどうしたって外に出たくなるもので、

今日は11月以来ずっと立ち寄ることのなかった公園に行きました。

春が来た!!と感じた人はやっぱり沢山いたようで、

公園には沢山の人でにぎわっていました。

マリもタクも久しぶりの公園に大はしゃぎ。

特にタク。

マリはたまにパパと別の公園で遊んだりしていましたが、

タクは手術があったので、あんまり外出させていませんでした。

ブランコにタクを乗せたら、大喜びでした。





マリが押してあげるとうれしいのか笑いが止まらないタクでした。

マリも自分のしていることでタクが笑ってくれるのが嬉しいのか、

しばらく押してあげていました。



その後は芝生の上を好きなだけ、はいはいして動き回り、

落ちている葉っぱをとにかく口に入れ、

草をむしって、口に入れ、

公園を満喫しているようすでした。

帰りのベビーカーではすやすや眠っていました。

「春だねえ、春だから花とかイチゴとかできるよねえ」と話すマリ。

でもまだ油断はできません。

5月になっても雪が降る可能性のある町なのだそうです。




2012年3月8日木曜日

手術後の診察で

 
タクの手術から2週間経ちました。(3月7日)

この日はタクの術後の診察に行きました。

13時の予約だったので、6時に家を出て、ポートランドに向かいました。

今回はマリも一緒に病院に連れて行くとこにしていました。

タクは長時間の同じ姿勢が良くないということで、

1時間に1度の休憩を入れたので6時間ほどかかって到着。

マリは病院の脇から出ているロープウェイ(トラム)に興味津々の様子。




これは高い丘の上の病棟群と下の病院を結んでいるロープウェイです。

これは、主に医師、看護士、学生、患者達が使います。(片道5分)

前回の手術の際、私たちもこれを使って下の病院から上の病院へと行きました。

今回、マリが「乗りたい!」というので時間もあったことから

用もないのにみんなで乗りました。

トラムからの景色。30年前に噴火した山が見えます。
私たちのような観光気分で乗る人は誰もいないので、浮いてはいましたが、

ぼやけているけれどMt. Hoot(丘の上から)

トラムから見える外はとてもきれいで

丘の上の病院からの眺めはさらにとてもきれいなのです。

この日は遠くにMt. Hoot という山もきれいに見えていました。
(写真を撮っているのももちろんわたしだけ。)

乗車記念のステッカー☆
さて、肝心のタクの状態は良好でした。

まもなく、縫い合わせたいとが溶け始める頃なのでかゆいくらいで、

順調な回復をみせています。

つぎは3ヶ月後にまたMRIをとり、脊髄の状態を確認するとのことでした。

あまりにも早く診察が終わったので、一泊する予定が日帰りコースになりました。

帰りは、普段あまり止まらないで通り過ぎていた

オレゴン州の有名な滝 Multnomah Falls にも立ち寄りました。


今回のタクの診察は結局、日帰りのポートランド観光となりました。

ああ、楽しかった。と思えたからです。

これもタクが順調に回復しているからこそ言える言葉です。

遠くて大変ですが、高水準な病院で治療してもらえているという

安心感もあるのかもしれません。

なににせよ、ありがたいことです。

2012年3月6日火曜日

入院日記 〜退院〜

タクは手術を受けてからずっと、

膀胱に管を通して、尿の出具合を見ていました。

というのも、脊髄の手術後は膀胱が縮んだままになっているらしく、

それは2日くらいで元通りになり、

排尿も以前と同じようにできるようになると言われました。

この膀胱が元通りになっていれば、

2日間の入院だけで退院できると言われていました。

その2日間の入院後の朝、膀胱につながっていた管が外されました。

そして、おむつをこまめにチェックし、おしっこをした後の膀胱の様子を

超音波でみて、膀胱が空っぽになっていたら退院ということでした。

この日の朝にはだいぶ母乳も飲めるようになっていたので、


このピロケースは病院からのプレゼントです。

おしっこもよく出ている様子でした。あとは膀胱がどうなっているのか。

1度目に超音波で見たら、少し膀胱に尿が残っていると言われ、がっかり。

しかも、もしもこの膀胱が回復しなかったら、また管を通して、

その管を膀胱に通したまま、家に連れて帰らなければなりません。

それはなんとしても避けたかったし、退院も予定通りしたかったし。

退院がのびたらまたルームサービスで食事ができる!!とも思ったけれど、

マリのことも心配だし、やっぱり退院したい。

そして2度目の超音波で膀胱を見たらやっぱりわからないとのこと。

それでもその結果を担当の医師に伝えたら、これくらいなら退院しても

大丈夫!と言われ、晴れて退院となりました。ああ、よかった。


傷口ももうそんなに痛みはないはずですと言われていた通り、

家に5時間かけて帰る間も以前ほどではないけれど、

元気に遊んでいました。

わたしも経験したことのない手術。

あんな大きい傷口があるというのに、糸もくっついたままなのに、

2日で退院できるなんて大丈夫なのかと不安を抱きつつ家へと帰りました。

2012年3月5日月曜日

入院日記 〜食事〜

タクの手術で入院し、驚いたことがいくつかありました。

そのひとつは食事。(入院食)

私は患者であるタクに母乳を飲ませています。

その母乳はタクの食事になるわけで、そのために私にも食事が提供されました。

しかもそれはレストランのようにメニューがたくさんあって、

好きなものを部屋の電話からオーダーして、部屋に届けてもらうという

ルームサービス!!!

タクには離乳食もオーダーできたのですが、

入院中はミルクしか飲めなかったので、私だけが食事をいただきました。

その食事、ほとんどレストランとかわりませんでした。

量もさすがアメリカ。調子に乗って色々頼んでみたら、食べきれませんでした。




病院の食事なのに、ステーキやピザ、デザートには各種ケーキまで!!

メニューもたくさんあり、いつも悩んでオーダーしていました。


その中でも特に気に入ったのはアジアンカレーでした。

トッピングまで選べて、私はエビをいつもオーダーしていました。

このルームサービスのおかげで、いちいち買いに行く必要もありませんでした。

わたしはね。


パパは、母乳が出せないのでもルームサービスがありません。

いつも買いに病院内のカフェテリアに行っていました。

サンドイッチとかそんなのを食べていました。

わたしだけこんなものをいただいて申し訳ないなあと思いつつ

普段外食もしない私たちなので、

ちょっと幸せを感じてしまいました。不謹慎にも。

でもでもこの食事はあくまでも母乳のため。

あんまり飲んでくれないタクでしたが、母乳が滞ってしまわぬように

搾乳も久々に頑張りました。

それにしても完全母乳で育てていて本当に良かった!!

2012年3月2日金曜日

入院日記 〜看護士〜

無事に手術を終えたタク。

先生から言われたことは、入院予定の2日間は

背面をまっすぐの状態に保ち続けること、

つまりおすわりの姿勢などはさせないということです。

48時間その状態で安静に寝かせていたら、

切開した骨と髄膜はほとんど閉じるのでその後は動いても大丈夫なのだそうです。

でも、どうやって?と不安で仕方ありませんでした。

絶対に動きたいって泣いたりすると思っていました。

入院中は裸でした。

ところが、手術後の傷は2日間は特にも痛くてたまらないので

強い痛み止めの薬を使っていました。(モルヒネ系!!麻薬系!!!)

とっても強い薬のため、やはりタクはずっと眠たそうなだるそうな感じ。


術後初の飲み物、蒸留水

授乳もしてみたけれど、そんなに飲むこともなくまた寝てしまうのです。

そんなだから、私のおっぱいはパンパンの状態になってこのままじゃ

乳腺炎になりそうなほどに固まり始めていました。

それを悟ってくれた看護士が搾乳器と使い捨て哺乳瓶を持ってきてくれました。

さらに、この看護士は次々と私たちに必要な身の回りのもの

タクのおむつ、おしりふき、タオル、飲み水、スープ、トーストなどなど、

どんどん持ってきてくれたのです。

そう、ここの看護士はタクを看護するだけではなく、

タクに必要なミルクを作り出す私のこともケアしてくれたのです。

また、少しでも疑問に思ったこと、些細な心配事もよく聞いてくれて

とても良い印象を受けました。

それが、最初の看護士だけでなく、全ての看護士がそうなのです。

ところで、数年前に日本でマリが入院したときのこと。

小さいサークルベッドでマリと添い寝をしながらの看病でした。

あの時も寝不足でへとへとになったのを覚えています。

これがちょっとしたトラウマみたいになっていて不安でいっぱいでした。

今回もきついだろうなあ、

私たちはどのくらい眠ることができるかなあとパパとも話していました。

ところが、親用のベッドがちゃんとついていたし、

看護士が2時間おきに来てくれて、私たちを起こすこともなく

泣きまくるタクが泣き止み、眠るまでずっと見ていてくれました。

しかも寝ているタクを起こさないようにどの看護士も静かに部屋に入り、

静かに出て行くので私たちはなんと普段よりもゆっくりと寝られたのです。

この病院は重篤な子供達が集中する病院なので、看護士達は本当に忙しそうで、

呼んでもなかなか来てくれないこともありましたが、

いつも優しく笑顔で応対してくれてとても感謝しています。


入院2日目 笑顔がではじめました。

その看護士達のおかげで私たちはそんなに疲れることもなく、

たまに目を覚ますタクとゆっくり遊んだりしながら過ごしたのです。

この子供病院で過ごしながら、看護士に限らず、様々なところで

この病院の質の高さがうかがえました。