公園があったのでちょっとゆっくり子どもたちを遊ばせることにしました。
公園内は木々に囲まれて、本当にいい場所です。
入ってみるともうすっかり紅葉している木々が目に入りました。
そういえば、日本では仕事や育児に追われて四季を楽しむ時間もないねと
誰かと話していたのを思い出しました。だからなのか、こんなに紅葉って
きれいだったっけ?と思うほどに美しく感じました。
さらに、空を見れば、秋のうろこ雲。
早く家に帰りたいと思って走ってきたポートランドからの帰り道でしたが、
のどかで美しい風景と空をみていたらゆっくりとした気持ちになっていました。
それにずっと座りっぱなしのマリにはこの公園は絶好のリフレッシュな場。
滑り台で遊び、走り回って楽しそう。
よく考えてみたら、この子は今のタクくらいの時、白いところがないくらいの
アトピーの湿疹があって、これは一生治らないだろうなあと絶望していました。
それがここまでよくなって、こんなに元気で、本当に信じられないなあと思ってしまいます。
何かの新聞記事で、「アレルギーの子の親になれたことを幸運なことだと思いなさい。」
という記事を目にしたことがあります。「こんなものばかりを食べていたら、
こんな生活をしていたら絶対にダメなんだとこの小さい体で必死で教えてくれているのだ」と。
なのでアレルギーの子がいる家庭では本当に食事や生活に気をつけるので
家族が健康でいられるのだということを言っているのです。
まさに私たちはその家庭の1つです。マリのおかげで私たちの生活は180度
変わりました。確かに不便もあるし、理解されずにさみしい思いもすることもあるけれど、
私もパパも感謝しています。そしてこの生活を気に入って送っています。
よく、「大変ねえ」とか「じゃ食べるものないじゃない!!」と言われます。
そんなことを感じたことは正直ありません。逆にものすごく勉強をしたし、
さまざまな知識を得ることにもなりました。今、パパが向かっている道もこれが
きっかけとなっている部分があります。マリには本当につらい思いをさせていますが、
アレルギーがあったことに、私たちの生活を変えてくれたことにありがとうを
言っています。
かなり気に入っている1枚です。 |
さらにさらに、そのおかげもあり、このタクさん。
湿疹もなく、今とっても順調に成長しているところです。
アトピーのマリにはさせてあげられなかった、芝生でゴロンもさせちゃいました。
気持ちよかったのか、しばらくよだれを垂らして喜んでいました。
こんなことを考えていた、帰り道でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿