2011年12月8日木曜日

このステージ

2人目を育てているとやっぱりどうしてもお姉ちゃんと比べてしまいます。

マリはいつから離乳食だったっけ?とか

体重は、身長は、夜泣きはどうだったっけ?などなど。

マリのことを思い出しながら、一つ一つのタクのステージを楽しんでいます。

でも私とパパの中でマリには空白の期間があったと思っています。

あの空白の期間は思い出したくないほど、それは地獄のような日々でした。

マリは4ヶ月くらいから、湿疹がひどくなり、近くの名医といわれる皮膚科に行っては

ステロイドを塗られ、どんどんその湿疹はひどくなるばかり。

原因も分からず、その名医?も結局根本治療ができる人ではないと分かり、

通うのもやめました。その結果、マリの湿疹は更に恐ろしいほど赤く、ぐちゃぐちゃに。

黄色ブドウ球菌(膿みたいな黄色い汁)が体中顔中にあふれ、むくみ、いつも泣いてばかり。

ずっと抱っこしていないとすぐに顔や体を掻いてしまうので、

いつも抱っこをしていました。(ほぼ24時間)

なのでパパが朝仕事に行き、帰ってくる夕方まで、私はトイレにも行かず、

電気をつけることもできず、10時間以上ソファでマリを抱っこし続けました。

夜もずっと手をパパと押えながら寝て、その湿疹が少しでも良くなるようにと祈るだけでした。

4年前、こんな風に寝られる日をどんなに夢見たことか!!

ずっと抱っこだけをし続ける日々がほぼ4週間続いたように思います。

その間、マリはほとんど遊ぶことも何かを手に取ることも何もせず、ただ抱かれていて、

痒くて顔をこすったり掻いたりするだけでした。

車に乗る時もずっと手を押さえつけていないとだめで、だから外出もしたくなくなっていきました。

やっとの思いで宮城県のアレルギー専門でしかも小児科のクリニックを見つけ、

そこで、マリがアレルギーがあり、その湿疹がアトピー性皮膚炎だと診断されました。

岩手の名医?どこが名医なの!!と今でも思います。

そのアレルギーの専門の角田先生には今でもお世話になっている先生です。

その先生のおかげでマリはアトピーはすっかりよくなり、すべすべのきれいな肌になっています。



そして、タクがさしかかっている8か月のこの今。



この時期がマリがとっても苦しかった、なんにもできずにただ痒くて泣いてばかりいた

つらかったステージなのです。

今のタクにはマリのお陰で身につけ始めた生活改善があったからか、

アレルギーの症状と思われるものはでてきていません。

でもタクにも体質はあると思うので油断はできないけれど。

この時期の赤ちゃんは遊び方も上手になっていくんだなあと日々感じます。

こんなことマリの時には感じることなんてできなかったもんねえ。



パパの大きい鼻を味見しようとしているところ
初めてつかまり立ちができたが、そのあと足がもつれたところ
寝ているところ


よくグランパがニコニコしているタクに「Life is good!」と言います。

マリにはなかったこのステージ、タクはマリのことがあったから今のステージがあります。

そして、私たちも今のこのステージは本当に大事なステージなので、

ゆっくり楽しみたいと思います。

2 件のコメント:

  1. 本当だね。
    マリちゃんの子育てがあったから
    タクくんの子育てで気付けることもあったり・・・。
    それにしても夫婦で頑張ってきたんだね。
    なんだかそう思うと
    ストレス!!!なんて思ったりする
    私の子育てなんて何の苦労もないやん!と思ってしまうよ。
    また明日から頑張る!ありがとう。
    wildrosemariさんも今を楽しんでね♪

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  2. pipukoさん、
    確かにマリに比べるとタクはほんとに楽だけど、
    でもストレス!!って思うことは多いよね。
    そんなときこそ、
    マリに比べたらこのくらいは…
    と思ったらいいんだよね。
    ありがとう。

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